JRの路線・う〜え


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羽越本線


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てびき
1994年6月その2
1995年1月
1995年11月
2002年10月


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[てびき]
新潟県にある信越本線の新津(にいつ)から北東に進み、新発田(しばた)、坂町、山形県の余目を通って秋田駅に至る電化路線である。

特急は昼間の特急いなほが走っているが新発田〜秋田のみで、新発田からは白新(はくしん)線を通って新潟の方に行っている。またいなほは秋田に行く電車は半分にも満たず、半分以上は酒田止まりである。

普通列車は新津〜村上、酒田〜秋田は電車が走っているが、村上〜酒田間は、1日1往復の鶴岡〜酒田間の電車と臨時快速「きらきらうえつ号」を除いてすべてディーゼル車である。
もっとも酒田〜秋田の電車がオールロングシートであるのに対してディーゼル車はボックスシートがあるので、すきま風が入るくらいでそれほどいごこちが悪いわけではない。

大阪と北海道と結ぶ貨物列車が走る関係でこの路線は大事にされ、早いうちに電化された。
しかし全区間複線にはなっておらず、ときどき列車がすれちがうため停車が必要となったりして、東北本線ほど大事にはされていない。

秋田と首都圏を結ぶ交通がかなり秋田新幹線に移行した影響でお客はかなり少なくなっている。
それでも高校生などがたくさん利用している路線である。


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内房線


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1994年6月その1
1998年1月
2002年1月


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外房線・京葉線の蘇我(そが)駅から南に進み、五井(ごい)、木更津(きさらづ)、君津、浜金谷、館山(たてやま)を経由して東寄りに向きを変え、千倉(ちくら)を通って外房線の安房鴨川(あわかもがわ)に至る、全区間千葉県を通る電化路線である。
どういうわけか千葉〜蘇我間は外房線なので注意しよう。

普通列車(各駅停車・快速)のほかに特急も走っている。

蘇我に来た普通列車は大半が千葉に乗り入れているが、若干京葉線に乗り入れる電車もある。
千葉に乗り入れる普通列車は千葉止まりのものもあれば、総武本線に乗り入れて横須賀線の久里浜の方まで行くものもある。
京葉線に乗り入れる普通列車はたいてい東京に行くが、臨時列車に南船橋から西船橋・武蔵野線へと向かい、大宮に向かうものもある。

総武本線から内房線に乗り入れた普通列車の行き先は最も南でも君津までで、君津より南に行くことはない。
また君津より南から来た普通列車はほとんど千葉から先に行くことはない(千葉から先に行く列車は後述)。
そして安房鴨川で完全に系統が分かれており、臨時列車でもない限り、安房鴨川を越えて外房線と内房線で電車の行き来はない。

特急列車は総武本線の東京〜錦糸町間が開通してから1990年代前半まで、蘇我から外房線・総武本線に乗り入れて東京まで走っていた。ただし安房鴨川までは走っておらず、大半が館山、何本かは千倉まで走っていた。
しかし1990年代前半に京葉線が東京〜蘇我間全線開通してしばらくすると東京〜千葉〜成田空港間に特急成田エクスプレスが走ることになり(ただし原則として千葉は通過)、東京〜千葉間を利用していた内房線の特急は京葉線にまわされてしまった。
ただし列車名は変わらず「特急さざなみ」である。

館山から来た特急が千葉に来ることは臨時列車を除いてめったになくなったわけである。
館山から千葉に来た臨時の特急も、東京に行くことはなく、錦糸町から秋葉原経由で新宿に向かっている。新宿から千葉までは千葉始発の特急あずさが通るルートを通り、新宿に向かう成田エクスプレスが通る錦糸町〜東京〜品川〜新宿のルートは通らない。

1990年代後半に川崎〜木更津間に東京湾アクアラインが開通するとこれらの特急はおもに土日の運行となった。

そして2015年3月以降、特急さざなみは月〜金は東京〜君津間に運転区間が短縮されてしまい、君津行きは夕方、東京行きは午前中のみというダイヤになってしまっている。
替わりに月〜金は東京〜千葉〜館山に快速列車が1往復走ることになった(館山行きは午前、東京行きは午後)。

この路線は通過の需要がなく、千葉県に用事のある人に需要は限られている。しかし千葉〜木更津間は京浜工業地帯の一部として工場が建ち並ぶ地域であり、それなりに産業があるので、少なくともなくなることはない路線である。
ただし東京湾アクアラインなどの高速道路網の拡充により、今後乗客の増加はあまり見込めない路線である。なんとか存続してほしい路線である。


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宇野線


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1994年12月その1


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岡山県、山陽本線の岡山駅から南西に進み、茶屋町(ちゃやまち)を経て南東に向きを変え、海沿いの宇野駅に至る電化路線である。

岡山〜茶屋町間は瀬戸大橋線の一部でもあり、高松行きの快速列車や松山、高知、徳島方面の特急列車がたくさん走っているのに対して、茶屋町〜宇野間は各駅停車が30分〜1時間に1本走っているのみである。

その昔、まだ瀬戸大橋ができていなかったころは、岡山〜宇野間に快速が頻発しており、快速を宇野で降りて宇高連絡船で高松に行くお客でにぎわっていたと言われている。

しかし瀬戸大橋ができて以来、茶屋町〜宇野間はほとんど地元のお客しか乗らない路線となっている。

しかし、いまだに終点の宇野駅近くには港があり、高松までJRでない船の会社のフェリーが走っている。その理由は、瀬戸大橋を渡る高速道路の料金がとても高く、フェリーに乗った方が安上がりだからである。一度乗ってみるとおもしろい。

路線の景色としては、平坦でそれほど山もない場所を通る路線である。


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江差線


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1994年2月
1997年3月その1
1998年9月


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[てびき]
函館本線の五稜郭(ごりょうかく)駅から西に進んで、上磯(かみいそ)を通って木古内(きこない)に至る電化路線である。ただし電車は頻発している特急白鳥・スーパー白鳥のみで、普通列車はディーゼル車である。また、夜行列車は江差線区間では電気機関車で牽引される客車となっている。

普通列車はそれなりに多く、函館〜上磯間の区間列車もある。

函館本線函館〜五稜郭、海峡線木古内〜中小国(なかおぐに)、津軽線中小国〜青森と合わせて津軽海峡線の一部にもなっている。

すべての五稜郭に来た列車は函館駅に乗り入れている。

2014年5月11日までは、上記区間に加えて、木古内から西に行ったところにある江差(えさし)まで路線が延びていた。

しかし北海道新幹線の新青森〜新函館間が開業すると五稜郭〜木古内間が第三セクターになるため、津軽海峡線からはずれている木古内〜江差間はいずれにせよ赤字なので先行して2014年5月11日に廃止されてしまった。残念なことである。

貨物列車もこの第三セクターを走るのではないかと思われるが、貨物列車がどのような運行になるかはわからない。


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越後線


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1994年10月その2
1995年4月その3


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上越新幹線および信越本線の新潟駅から南西に進み、弥彦(やひこ)線の吉田駅を通り、同じく信越本線の柏崎駅に至る電化路線である。

普通列車のみの運行だが、長岡近辺で工事がある時に寝台特急などが越後線を迂回することがある。

新潟近辺は新潟市のベッドタウンとなっているせいか本数も多く客も多い。しかし吉田〜柏崎間は3時間以上も列車の間隔が空くことがあるので時刻表を良く見ておきたいものである。

意外と観光地も多く、寺泊は、駅からバスで20分程度で海岸に出られる。魚が売られている店がたくさんある。また、分水(ぶんすい)では4月に「おいらん道中」と呼ばれるイベントがあり、地元の人ががんばってイベントを支えている。

以前は新潟〜吉田間がミニ周遊券や周遊きっぷの自由周遊区間だったこともあるのだが、現在は土日に発売されるえちごツーデーパスくらいしか乗り放題のきっぷはない。


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越後湯沢〜ガーラ湯沢


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1995年4月その3


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[てびき]
上越線、上越新幹線の越後湯沢駅から、数キロ離れたガーラ湯沢駅に至る、新幹線車両により運行されている路線である。

この路線はスキー客用の路線であり、そのためおもに冬季に運行され、5月から12月にかけては営業されない路線である。

また、正式には上越線の一部であり、走る列車は在来線特急扱いなのだが、実質は東京から越後湯沢まで走ってきた新幹線のたにがわがそのままガーラ湯沢まで乗り入れている。

ガーラ湯沢から越後湯沢まではなんとか歩いていける距離なので、片道列車に乗ったら帰りは歩いてみるのもいいかもしれない。


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