JR以外の路線・西武
西武園線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
西武新宿線・西武国分寺線の東村山(ひがしむらやま)駅から西寄りに1駅進み、西武園に至る2駅だけの電化路線である。
ほとんどの電車は2駅だけの電車だが、早朝に若干東村山から西武国分寺線に乗り入れて国分寺に向かう電車がある。
西武新宿線に乗り入れる電車はない。
実のところ西武園と西武遊園地はすぐ近くにあり、西武新宿から西武遊園地に乗り入れる電車もあるため西武園線の役割はとても小さいのだが、西武園と西武遊園地がもともと別々の鉄道会社だったから残っているというのが現状のようである。
1時間に何本も電車が走っているので廃止される予定はなさそうだが、若干心配な路線である。
JR以外の路線インデックス
トップページ
西武狭山線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
西武池袋線の西所沢駅から南西に進み、西武球場前に至る電化路線である。
ほとんどの電車は西所沢〜西武球場前間のみの運行だが、平日休日ともに池袋から西武球場前に乗り入れる電車がある。
ただし平日は各駅停車のみであるのに対して、土休日は準急も乗り入れている。
西武球場前という名前なのだから西武ドームへの客がおもな客である。野球のある時は混雑する路線であり、今後とも残りそうな路線である。
西武球場前には西武遊園地から西武山口線も乗り入れてはいるが、あちらは新交通システムでスピードも遅く、西武遊園地からの短絡線としてのみ機能しているため西武狭山線と役割を分担しているようである。
JR以外の路線インデックス
トップページ
西武新宿線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
★
区間
★
他路線乗り入れ
★
特急
★
歴史
[区間]
山手線の新宿駅と新大久保駅のほぼ中間にある西武新宿駅から北に進み、山手線の高田馬場(たかだのばば)駅を通って西に向きを変え、西武拝島(はいじま)線の小平(こだいら)駅、西武国分寺線の東村山駅を通って北寄りに向きを変え、西武池袋線の所沢を通って、JR川越線と交差して、川越駅のやや北にある本川越(ほんかわごえ)駅に至る電化路線である。
[他路線乗り入れ]
西武新宿から本川越まで行く電車もあれば、西武新宿から小平まで来て西武拝島線に乗り入れる電車、本川越から東村山まで来て西武国分寺線に乗り入れる電車がある。
西武拝島線に乗り入れた電車の中には、小平のとなりの萩山で西武多摩湖線に乗り入れて西武遊園地に行く電車もある。萩山では電車が分割されて西武遊園地行きと拝島行きになることがあるので注意が必要である。
そのような電車は平日も土日も午前中の限られた時間帯にしか走っていない。逆に西武遊園地発西武新宿行きは、平日は午前中に走っているが土日は夕方に若干あるのみである。
西武池袋線の電車が西武新宿線に乗り入れることはない。また、西武園から東村山まで来た電車が西武新宿線に乗り入れることは土日の夕方に若干西武新宿行きのみあるだけである。
西武池袋線と違い、地下鉄の乗り入れは行っていない。また、西武池袋線の平日午前の一部時間帯の池袋行きと違い、いわゆる「千鳥運転(停車駅と通過駅が入れ替わること)」も行っていない。
[特急]
それから今度は西武池袋線と同様に、新宿線には特急料金が別に必要な特急が走っている。「小江戸号」と言い、西武新宿から本川越まで1時間もかからないが、わずらわしい混雑を避けて移動したいという客が多いらしく、ずっと続いているようだ。
従来小江戸号は高田馬場〜所沢間ノンストップだったが、2013年になって東村山にも停車するようになった。
同様に都内と川越を結ぶ東武東上線でも運賃と別に料金を払う列車は走ってはいるが、夕方に川越方向に向けて走るだけなので、小江戸号は唯一無二の存在のようで、これからも続いていくようだ。
[歴史]
鉄道の歴史の本によれば、なんでもこの路線は国分寺から東村山経由で本川越まで開通したのが最初で、そのあとで西武新宿〜東村山が開通したとのことである。
それから、なんでも西武新宿線と西武池袋線と西武多摩湖線は別々の会社が運営していて、西武新宿線と西武池袋線を運営していた会社がどちらも経営がうまくいかなくなって、西武多摩湖線を運営していた会社がこれらの2つの会社を買収したのが現在の西武鉄道だとのことである。
この路線はほとんど沿線の住民のためだけの路線であるが、半分以上東京都内を走る路線であり、ずっと続いていくようだ。今後とも客がいることを祈りたい路線である。
JR以外の路線インデックス
トップページ
西武多摩湖線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
中央本線、西武国分寺線の国分寺(こくぶんじ)駅から北寄りに進み、西武拝島(はいじま)線の萩山(はぎやま)を通って北西に向きを変え、新交通システムの西武山口線の西武遊園地駅に至る電化路線である。
国分寺駅は、西武多摩湖線のホームと西武国分寺線のホームがまるで別々の鉄道会社のように離れており、方向もばらばらである。
西武遊園地は、一方はJR在来線と同じ狭軌の鉄道、もう一方は新交通システムなのに、鉄道としては一体化していて改札を出ずに乗り換えができる(南海電鉄の極楽寺駅と同じような構造である)。
萩山は所沢と似たような乗換駅である。
ただし国分寺から西武遊園地まで走っている電車は朝晩は多いが日中はそれほどのこともなく、国分寺から萩山、萩山から西武遊園地という電車が多い。そのほか、
・小平から西武拝島線で萩山へ、そして西武多摩湖線で西武遊園地に行く電車
・平日朝走っている、西武遊園地発西武新宿行きの各駅停車(西武多摩湖線・西武拝島線・西武新宿線経由)
・土休日午前中に走っている、西武新宿発西武遊園地行きの急行(西武新宿線・西武拝島線・西武多摩湖線経由)
・土休日夕方に走っている、西武遊園地発西武新宿行きの急行(西武多摩湖線・西武拝島線・西武新宿線経由)
がある。
この路線は通勤の方向から微妙にずれているような路線ではあるが、東京は人口が多いのでどこでもそれなりに客はいる。さらに休日の西武遊園地に行く客も見込める。
沿線には学校もあるようだし、今後とも続けようと思えば続けられそうな路線である。
JR以外の路線インデックス
トップページ
西武拝島線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
西武新宿線の小平(こだいら)から西寄りに進み、西武多摩湖線の萩山(はぎやま)、西武国分寺線の小川、多摩都市モノレールの玉川上水(たまがわじょうすい)を通って、JR青梅線の拝島(はいじま)駅に至る電化路線である。
小平止まりの電車はほとんどなく、たいていは西武新宿線に乗り入れて西武新宿方面に向かっている。
西武拝島線の電車の中には、小平のとなりの萩山で西武多摩湖線に乗り入れて西武遊園地に行く電車もある。萩山では電車が分割されて西武遊園地行きと拝島行きになることがあるので注意が必要である。
そのような電車は平日も土日も午前中の限られた時間帯にしか走っていない。逆に西武遊園地発西武新宿行きは、平日は午前中に走っているが土日は夕方に若干あるのみである。
その他、
・小平から西武拝島線で萩山へ、そして西武多摩湖線で西武遊園地に行く電車
・平日朝走っている、西武遊園地発西武新宿行きの各駅停車(西武多摩湖線・西武拝島線・西武新宿線経由)
・土休日午前中に走っている、西武新宿発西武遊園地行きの急行(西武新宿線・西武拝島線・西武多摩湖線経由)
・土休日夕方に走っている、西武遊園地発西武新宿行きの急行(西武多摩湖線・西武拝島線・西武新宿線経由)
がある。
この路線は、新宿から拝島までの運賃がJR経由よりも西武経由の方が安いため、もっと使われても良さそうであるが、拝島は乗換駅である以外それほど人口の多い場所でもなく、沿線もそれほど人口の多い場所を通らないため、それほど乗客の多くない路線のようである。
でも都心に通う通勤客もいそうで、ずっと続いていくようだ。今後とも客がいることを祈りたい路線である。
JR以外の路線インデックス
トップページ
西武山口線
【menu】
★
てびき
★
1994年5月その2
JR以外の路線インデックス
トップページ
[てびき]
西武多摩湖線の西武遊園地から西に進み、西武狭山線の西武球場前に至る、新交通システム路線である。新交通システムなので他路線に乗り入れはしていない。
西武遊園地と西武球場前では中間改札がなく、西武のきっぷを持ったまま西武多摩湖線から西武山口線へ、西武山口線から西武狭山線に乗り換えることができる。逆も同様である。
沿線は東京都と埼玉県の県境を通る場所であり、全く住宅とかがない場所である。西武遊園地や西武ドームくらいしか大きな施設もない。
そして普通西武ドームに行くなら西武狭山線を使うだろうし、西武遊園地に行くなら西武多摩湖線を使うだろう。
したがってこの路線は、西武ドームと西武遊園地の両方に用事のある人しか普通使わない場所である。もしくは鉄道ファン、新交通システムファンなどが乗る路線である。
県境なので標高がいくぶん高く、アップダウンの激しい場所を通るため新交通システムになっている。林の中を通る路線なのでとにかくながめがいい。
だからながめを楽しむだけの目的で乗ってみてもいいかもしれない。廃止するにはもったいない路線なのだがどうなることだろう。
JR以外の路線インデックス
トップページ