JavaScriptを有効にしてください

行ったところページ

34.伊集院光と女子マラソン

説明

1996年は、手始めに1月は時刻表で見た「ムーンライト高知」と「ムーンライト松山」という快速列車を使い、青春18きっぷで高知や愛媛をまわりました。

まわった直後にJR北海道・JR四国・JR九州が値上げしてしまったので、値上げ前の最後の旅行になりました。

そして2月、重要なニュースがありました。なんでもJRは、青春18きっぷをこれまでの5枚1組から1枚で5回分のきっぷへと変更すると発表したのです。

これまでは青春18きっぷを買ったら家族に5枚のうち2枚分けていたけど、これからは3月1日から4月10日までの短い期間に5回使わなければならないなあ、どうしようかなあと思いました。

それでもむりやり4月10日までに使い切る計画を立てました。その一環として、神奈川中央交通バスの「赤いくつ」号の、本厚木から広島県の三次(みよし)までのバス乗車券を買うことにしたのです。

さて、どこでバス乗車券を買えばいいのでしょうか。購入場所によっては時刻表に書かれた運賃に510円割り増しになってしまいます。

おそらく、横浜発着のバスですから横浜駅に行って買えば割り増しにならないんじゃないかと思いました。横浜に行く機会なんかあったかなあ。

しかし今はちょうど2月です。2月は横浜で女子マラソンがあります。都合のいいことに、その日はぼくが三次に行こうと計画していた日から1ヶ月以内で、バス乗車券が買えそうです。よし、横浜に行ってバス乗車券を買ってマラソンを見よう、そう思いました。

そして全く話は別になるのですが、とある本を立ち読みして情報を入手したところによると、なんと全く同じ日に、池袋サンシャイン噴水広場で、歌がうまいアイドルの酒井美紀ちゃんが握手会をすることがわかりました。

彼女の新曲、「Jewel(ジュエル)」というCDをサンシャインのCD屋で購入するとその日のイベント終了後彼女と握手できるという話です。よし、これにも行こうと思いました。

となれば、池袋と横浜、そしておそらくマラソンを見るには関内あたりが見やすいでしょう。日曜日だし、ここはホリデーパスを買ってまわろうと思いました。

こうして計画を立て、ホリデーパスを買って握手会の日になり、ぼくはまず最初に池袋に向かったのです。

山手線その1

サンシャインに向かう

池袋駅に到着した。電車を降りる。ホリデーパスを見せて改札を通る。

きょうは池袋、そして横浜に用事がある。こんなときはホリデーパスがお得なはずだと思い、アパートもより駅でホリデーパスを買い、JRを乗り継いで池袋にやってきた。めざすはサンシャインビルだ。

いつものように、大通りは避けてちょっと北の道を通り、首都高の下まで来て南にくだってサンシャインに向かう。なんとかやってきた。

サンシャインの南には西友がある。その西友近くの出口の、多少西に向かうと広いくだり階段がある。

サンシャイン噴水広場で握手会があるときはいつも、そこで並ばされ、午前10時に係員が来てサンシャインの中のCDショップに案内され、CDを買うことになる。

その際並んだ順の早い者勝ちで整理券が配られ、早い順番だと小さな数字、遅いと大きな数字の整理券が配られるのだ。

そして数時間後の握手会前のイベントでは、その握手会の小さな数字の順にイベント会場のアイドルに近い席にすわれる、そういうルールなのだ。

きょうのイベントは、おととしにも何度かイベントに参加したことのある酒井美紀ちゃんだ。歌だけでなくドラマにも出ているらしいがぼくは彼女の出ているドラマは見たことがない。人気なんだろうなあ。

2年ぶりに握手会に行くわけだが、歌の題名を覚えていない。CDを買えばわかるだろう。

CD購入

くだり階段にやってきた。わあ、ファンが多いなあ。これじゃたぶん順番に並んでも、イベントでは椅子にはすわれず、ずいぶんうしろの方で見なければならないだろう。

とにかく並ぶ。そしてサンシャインのオープンの10時がやってきた。ドアが開き、先頭から順に中に入っていく。

順番が来てぼくも中に入る。案内されるのはCDショップだ。無事酒井美紀ちゃんのCDを買って整理券をもらった。これで彼女と握手できる。

CDの題名は「Jewel(ジュエル)」だ。どういう歌かわからないが、イベントになったら歌が聴けるだろう。

CD

さあ、次の目的地、横浜に行かなければならない。でもその前にどこかで昼飯を食べなければならないだろう。

昼食の計画

ぼくはなんとなく、蒲田あたりで食べるのがいいんじゃないかと思った。就職で首都圏に引っ越して以来、蒲田で良く昼食を食べることが多いのだ。ふんいきのいい街ということもある。

もう10時半を過ぎて、京浜東北線が快速運転をしているということもある。この時間になると池袋から横浜に行くには山手線で田端に行って、京浜東北線で横浜に行くのがベストなのだ。そうするとちょうど蒲田が途中ということもある。よし、そうしよう。

行きと同じ道を戻り、池袋まで来た。ホリデーパスを見せて改札を通り、また山手線のホームに来た。電車が来る。客がたくさん降りる。乗ると意外と空席がある。池袋から田端までは時間によってはすいているのだ。すわると発車。

都電や地下鉄の乗換駅、大塚・巣鴨・駒込を過ぎていつものように電車は田端駅に到着した。電車を降りる。さあ、京浜東北線で蒲田に行こう。

↑ PAGE TOP

東海道本線その1

昼食

池袋から乗ってきた電車を田端で降りた。もう10時半を過ぎているので京浜東北線は快速運転だ。
電車に乗って南に進む。やっぱり快速は速い。とは言っても田町から先は各駅停車だ。
東海道本線の電車に追い抜かれる。そして目的地の蒲田に到着。電車を降りる。

蒲田で食堂に行くときは、たいていかわいい女の子がたまにいる中華料理屋に行っていたものだが、たまには京急蒲田に行く道沿いに行ってみよう。
大森寄りの出口を出て、京急方向のくだり階段をおりる。そして大通りをしばらく進み、三叉路で右に曲がる。
もうちょっと進めば京急蒲田というところに中華料理屋がある。ここでいいか。

食事

きょうも食事を注文して食べる。蒲田にはまずい店もあるのでうまい店を見つけたら何度も使いたいものだ。ごちそうさま。さあ、蒲田駅に戻ろう。

ホリデーパスを見せて改札を通り、横浜に向かう電車に乗る。発車。そのうち多摩川を渡る。
鶴見を過ぎると線路が増える。そして高い建物が見えてくると目的地、横浜に到着だ。電車を降り、改札を通る。

さあ、神奈川中央バスのチケット売り場を探そう。
おととし熊谷で買った「はじめての高速バス」という書籍にはバス乗り場は海側に進んだところにあるそごうにあると書いてあったような気がする。そごうに行ってみよう。
なんとかそごうの地下にやってきた。バスターミナルだ。横浜市内に行くバス乗り場に混じって高速バスの乗り場もある。ここでいいようだ。さて窓口は?
あった。ちゃんと神奈川中央バスと書いてある。ここで良さそうだ。さあ、頼んでみよう。

いろいろめんどうだ

「3月XX日の『赤いくつ号』に本厚木から三次まで、翌日に三次から本厚木まで乗りたいのですが」
「電話予約はされましたか?」
「いいえ」
「それでは、この電話番号に電話して予約して、『予約番号』をきいてください。それから、たった今からここの窓口は一時間昼休みに入りますので、一時間以上後にここにきて、電話できいた予約番号を教えてください。発券いたします」

と言って、係員は窓口を閉めてしまった。

そう言えば、おととし京浜急行バス(実際は提携先の両備バス)の津山→浜松町のバス乗車券を品川のバスターミナルで買おうとした時も、窓口が昼休みでコンビニで時間をつぶしたっけなあと思い出した。JRのきっぷも売っている旅行会社と違って、バスの券しか売らない場所は昼休みがあるのだろう。

それからこの電話番号、どう考えても横浜市内じゃないなあ。神奈川中央バスの本部だから本厚木の近くだろう。アパートから電話するのと変わらないか。まずは電話だ。

「3月XX日の『赤いくつ号』に本厚木から三次まで、翌日に三次から本厚木まで乗りたいのですが」
「今どちらにいらっしゃいますか」
「横浜そごうです」
「わかりました。少々お待ちください」

というやりとりの後で無事予約番号をきくことができた。メモしておく。

さあ、窓口が開くまで待っていたらマラソン選手が関内を通り過ぎてしまう。チケットを買うより関内に行く方が先だろう。そう思い、ぼくは横浜駅へと戻ることにした。

↑ PAGE TOP

根岸線

横浜〜関内

神奈川中央バスの案内センターに電話をかけて「番号」をきくと、ぼくは横浜駅そごうの神奈川中央バスチケット売り場から根岸線のホームに向かうことにした。

てくてく歩いて改札に行き、ホリデーパスを見せて改札を通る。そしてついさっき降りた大船行きのホームに行く。目的地は関内なので桜木町行きでなければ行ける。

電車がやってきた。乗る人より降りる人の方が多いがやっぱりそれなりに混雑している。そして電車は発車し、ひさしぶりとなる関内に到着した。

改札を通って外に出る。あとはマラソン選手を待てばよい。

駅から海岸方向に歩き、道路に出る。交通規制されているようで、そこをマラソン選手が通るようだ。駅前なのでもっと観客がいるかと思ったが、あんまり多くないなあ。

マラソン

そんなわけでじっと待つ。やってきた。女子のマラソン選手だ。きょうは一番速いのは外国人選手のようだ。

なにしろスタート地点からだいぶ離れた場所なので、選手もとぎれとぎれで、集団でランナーがやってくるわけではない。

マラソン

そのまましばらく選手を見ていたが、あまり盛り上がらないなあ。まあ、きょうはバスのチケットを買うのが第一目的、酒井美紀ちゃんのイベントを見るのが第二目的なのでこんなものでいいか。

もう選手は来ないみたいで、他の見物客も引き上げてしまった。ぼくももうそろそろ退散することにしよう。

関内〜横浜

さあ、横浜駅に戻って今度こそバスのチケットを買おう。関内駅に戻ってホリデーパスを見せて改札を通り、電車に乗る。遅れることもなく電車は横浜駅に着いた。

電車を降りて改札を通ってふたたびそごうのチケット売り場に行く。教えられた通り、案内センターできいた「番号」を売り場係員に言い、お金を払うと「本厚木←→三次(みよし)」の夜行バス「赤いくつ」号のチケットが手に入った。これでよし。

しかしここまでにだいぶ時間がかかってしまった。酒井美紀ちゃんの池袋サンシャイン噴水広場でのイベントの集合時刻までにはちょっと間に合いそうもない。

まあどうせ間に合ってもこの整理券の番号じゃ後ろの方だろう。この前も池袋では握手会だけ参加してイベントは至近距離では見なかったし、今度も1Fあたりで見ることにしよう。

そんなことを考えて横浜駅に戻った。まだ京浜東北線は快速の時間だし、池袋には今度も田端経由で行こう。

↑ PAGE TOP

東海道本線その2

旅行記本文

横浜で夜行バスの乗車券を購入し、ホリデーパスを見せて改札を通り、京浜東北線のホームにやってきた。まずは田端に行こう。

大宮方面の電車に乗って発車。電車は遅れることもなく進む。とは言っても田町までは各駅停車だ。
東海道本線の電車に追い抜かれるが、東京駅で乗り換えずにすむので京浜東北線の方が楽なはずだと思って進む。
午前中に降りた蒲田を通り、品川を過ぎて、ぐぐっとのぼって山手線をまたぎこして左側に出て田町に進むと田端までは快速運転だ。東京を過ぎ、上野を過ぎる。

しかし、無情にも酒井美紀ちゃんのイベントに案内される時刻になってしまった。今から行ってもものすごくうしろの方になってしまうだろう。まあいいか。
上野を過ぎると田端まではノンストップだ。すいすい進んで田端に着いた。電車を降りる。さあ、池袋に行こう。

↑ PAGE TOP

山手線その2

ふたたびサンシャイン

横浜から乗ってきた京浜東北線の電車を田端で降りて、山手線を待つ。やってきた。池袋まで電車に乗ろう。

午前中も乗ったが、山手線の田端から池袋まではそれほど混雑していない。それでも今は日曜なので平日より混雑しているだろう。ぐいっと電車はカーブし、目的地の池袋に到着。電車を降りる。乗ってくる客の方が多いようだ。

さあ、午前中に続いてまたサンシャインに行かなければならない。ホリデーパスを見せて改札を通り、また同じ通りを進んでいく。そしてサンシャインの前に来た。どうせもうCDを買った客のステージ前への案内も終わっているだろう。噴水広場は地下だが、地下には行かずに噴水広場の上から見下ろす場所に行こう。サンシャインに入る。

しかしそこにはものすごくおおぜいの客がいた。うわあ、酒井美紀ちゃんってこの2年でものすごい人気になったんだなあ。客のすきまから見ることもできなさそうだ。

あと1F分上がり、2Fから見下ろせばなんとか見られるかもしれないが、まあいいや、エスカレーターの近くで音だけでも聞けばいいか、そう考え、直接イベント会場が見えない場所でイベント開始を待った。

さあ、いよいよ司会者がやってきたようだ。

なんときょうのイベントの司会者は、あの伊集院光さんだ!げっ、彼はアイドルのイベントの司会もやるのか!

回想

伊集院光さんは数年前からラジオでよく声を聴いていた。そのうちテレビにも出るようになった。TBSテレビの「素敵な気分で」という平日お昼の番組をビデオに録画して土日に見ていたものだった。

西武球場でのイベントにも行った。それもイベント当日にラジオを聴いていたらイベントがあると告知されていたのでそのまま出かけたものだった。

野球場

そこのイベントに伊集院光さんといっしょに来ていた電気グルーヴという歌手がけっこうおもしろそうな人たちで、観客の女の子たちが熱狂的に応援していたので、どんな歌か聴きたくなってCDを買って聴いたっけなあと思い出す。

あとあとになって、あのイベントの司会者が伊集院光さんだったとわかったことがある。

それはカプコン発売のスーパーファミコンのゲーム、「ストリートファイター2」のイベントだった。

しかしこのイベントの参加条件というのがゲームそのものではなく、おととし札幌の雪祭りで歌っていた宮前真樹ちゃんのソロデビューCD「夢へのポジション」を買って、ハガキ応募をした人の中から抽選で何名、というものだったのだ。

もともとこのCDはストリートファイター2の中のキャラクター「春麗(ちゅんりー)」のイメージソングだったということもあり、CDを買った人にそういうイベントが用意されていた、ということのようだ。

しかしぼくは当時ストリートファイター2は買っていなかった(あとで買った)し、それほど魅力的なイベントとも思わなかったので参加しなかった。しかし伊集院光さんが司会なら参加したかったなあと思ったものだった。

さらに話をよく聞くと、参加条件は宮前真樹ちゃんのCDでなくてもよく、光ゲンジの山本君のソロCDでもよく、結局イベントに参加したのは山本君のファンばかりだったそうだ。

そしてイベントでストリートファイター2の大会があったけど、優勝したのは宮前真樹ちゃんのファンでも光ゲンジの山本君のファンでもなく、ストリートファイター2のファンで、イベントに参加するため山本君のCDを買った男の子だったという話である。

まああとになって後悔する話もあるだろうなあと思った。

なにも聞こえない

1996年の池袋の話に戻る。伊集院さんはほかの司会者と同様に「前説」をする。

そしてあとはいつものイベントと同じように、酒井美紀ちゃん登場、そして歌となった。

しかし歌がまるで聞こえない。そりゃそうだ。デビュー以来増えているファンの歓声もさることながら、ここと噴水広場との間には何重にもファンがいて、全然歌が聞こえてこないのだ。もちろん伊集院さんの声も聞こえない。

まあしょうがないか。きょうは握手会がメインで、イベントはおまけみたいなものだろう。どんな歌かはアパートに帰ってからCDを聴けばいいか。

最初の歌が終わり、いろいろおしゃべりして、また歌の時間になったようだった。たぶんカップリング曲だろう。このようにしてどんな内容かほとんどわからないままイベントが終わったようだった。

握手会

さあ、どうやらいよいよ握手会のようだ。地下1Fに行って酒井美紀ちゃんと握手しよう。

エスカレーターをおりる。いつもと同じ噴水広場だ。テープでかこいがしてあるが、ぼくはちゃんとCDを買って握手券を持っているので、堂々とテープをくぐって行列の後ろに並ぶ。

もう伊集院光さんは帰ってしまったようだ。そのまま行列は進み、いよいよ握手の時が来た。ひさしぶりに酒井美紀ちゃんと握手だ。

もう2年もたっているので、酒井美紀ちゃんはずいぶんとおとなになっているような気がした。そして握手。

おそらく酒井美紀ちゃんの握手会はきょうが最後になるだろう。ぼくもアイドルのCDを買って握手するのはきょうを最後にしようかなと思った。

なんとなく、もうこれからデビューするアイドルとぼくとではずいぶんと年の差がついてしまっているような気がするからだ。

イベントに出かけるより、鉄道に乗っていろいろどこかに出かけよう。そう考えた。つい数時間前に買った夜行バスのチケットもあることだし、それほどアイドルイベントにも興味もなくなってきたからだ。

酒井美紀ちゃんはこれからどうなるだろうか。1990年代前半にデビューしたアイドルはすぐにアイドル活動をやめてしまう人がとても多かったようだ。彼女も芸能生活は短いのだろうか。

まあそれでもいいのかもしれないな。あとで思い出すくらいがちょうどいいのかもしれないな、と思いながら噴水広場をあとにした。

損得勘定

さて、きょうははたしてホリデーパスなんか使って、本当にもとが取れたのだろうか?

ぼくがきょう降りた駅は、東京23区と横浜市内だけだ。全区間きっぷを買うのと比較したら確かにもとは取れているかもしれない。

しかし、JR東日本にはホリデーパスのほかにも使い方によってはお得になるきっぷがある。
それは「都区内フリーきっぷ(1996年現在)」と「横浜フリーきっぷ(1996年現在)」だ。詳細は省略するが、ぼくはきょう都区内の端の駅、蒲田に降りているので、

・アパートもより駅発の都区内フリーきっぷ
・蒲田発の横浜フリーきっぷ

これらのきっぷさえあればきょうの移動はOKだったということになる。

この値段の合計を計算すると・・・どうやらホリデーパスより安いみたいだ。ということは、どこか都区内でない駅で下車しないときょうの旅行はもとが取れなかったことになるぞ!と思った。

しかたない。どこかで寄り道していくことにしよう。

ぼくはとりあえず立川にでも降りてみようと思った。そしてサンシャインから池袋駅に戻る。ホリデーパスを見せて改札を通り、山手線ホームに行って、日曜でも満員の山手線に乗る。

そして新宿に行く。途中で埼京線に追い抜かれる。でも向こうの方が混雑しているし、向こうは山手線ほどひんぱんに電車がないし、やっぱり池袋から新宿に行くなら山手線だろう。

きょうも右の方からこれから立川に向かうために乗るレールが合流してくる。そして駅に入っていき、新宿到着。新宿は降りる人がたくさんいるから彼らについていけばいい。さあ、立川に向かおう。

↑ PAGE TOP

中央本線

新宿〜三鷹

池袋から乗ってきた電車を新宿で降り、おおぜいの客といっしょに階段をおり、通路を進んで階段を上がってなんとか中央本線の立川方面のホームに来た。

次の立川方面の電車は中央特快ではない。どこかで中央特快に抜かれるかなあ。でもどうせ新宿では中央特快って混雑しているだろうから、やっぱり快速に乗って、三鷹か国分寺で追い抜かれるようなら乗り換えればいいか、と思い、すぐ来る快速に乗ることにする。

立川方面の電車に乗る。降りる客も乗る客もいっぱいだが、平日ならもっと多いんだろうなあ。それなりに混雑して電車は発車する。中野、荻窪、吉祥寺と停車していく。

そして三鷹に停車。アナウンスがあり、ここで中央特快に追い抜かれるためしばらく停車しますとのこと。

ああ、やっぱりここで追い抜かれるか。たぶん乗り換えてもこの電車より混雑しているだろうなあ。まあいいか、乗り換えよう。

三鷹〜立川

電車を降りる。中央特快がやってきた。やっぱり混雑している。なんとか乗る。そして発車。国分寺までノンストップだ。まあ、各駅に停車して乗り降りが多いよりいいのかもしれない。

国分寺ではけっこうな客が降りたがすわれるほどではない。また発車。西国分寺を通過していく。

そして中央特快はきょうも立川駅に到着した。電車を降りる。

さあ、改札を通って外に出よう。ホリデーパスで改札を通る。でも用事がない。

立川には多少は降りたことがあるが、JRしか通っていないからこれまでの乗降回数はそれほどでもない。

大きな店が多いことは多いが、どんな店があるかわからず、ついつい新宿とかに行って大きな店に行ってしまう。

きょうもどんな店に行けばいいかわからず、結局散歩するだけになってしまいそうだ。でもいちおう降りたので、ホリデーパスはもとが取れたことになりそうだ。

まあいいか。来月から連続して青春18きっぷで電車に乗る日々が待っている。きょうは休んで1週間仕事して、金曜には渋谷に行って高速バスに乗るわけだ。がんばろう、そう思い、また立川駅に戻ってホリデーパスでアパートに帰ることにした。

↑ PAGE TOP

関連リンク

↑ PAGE TOP

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル