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36.はじめてのアクアライン

説明

1997年冬は青春18きっぷの3回分を使って関西に行きました。しかしかぜをひいてしまい、年内最後の2日間、会社を休んでしまいました。
そして翌日、かぜが治ってきたので予定通り帰省することにして、帰省に青春18きっぷを1回分使ったのですが、来年2月に予定している九州の旅行のために航空券を買うのに使うことにしました。なぜかというと、航空券が25%引きで買える割引券があるのですが、その割引券が東京駅八重洲口近くにある日本エアシステムの支店でしか使えなかったからです。

そんなわけで帰省の途中で東京駅で降り、羽田から福岡までの航空券を買って帰省して1998年の正月を迎えました。
本当なら帰りに青春18きっぷの最後の1回分を使う予定だったのですが、いろいろあって使わずにすみました。そして会社で1週間働いて、この冬の青春18きっぷが使える最後の土日を迎えました。

さてどこに行くのがいいでしょう。

ぼくは、つい最近開通した東京湾アクアラインを通るバスに乗ろうと考えていました。時刻表にバスは掲載されています。
川崎→木更津というバスがたくさん走っているし一番運賃が安いのでこれに乗りましょう。

乗ってからどうするかですが、また一度も行ったことがない、野島崎に行きたいです。木更津から電車で行ける館山からバスで行けるようです。
帰りはバスは使わず、千葉経由で帰ることにしました。

無事計画が立ったので、川崎に向かったのです。

バス・川崎〜木更津

バス乗り場

電車は川崎駅に到着した。階段を上がって改札に行き、青春18きっぷを見せて通った。

きょうはこれから東京湾アクアラインを通るバスに乗る。ぼくは自家用車を持っていないので、アクアラインを通るにはバスに乗るしかないのだ。
なにしろどんなところなのか通ってみたい。

川崎港から木更津(きさらづ)港までフェリーに乗ったことは何回かある。その時は川崎駅前から港までバスに乗ったものだった。しかしアクアラインができるとフェリーは廃止されてしまったそうだ。橋ができてもフェリーが残っている瀬戸大橋とは違うようだ。

川崎〜木更津のフェリーに乗った時のバス乗り場の案内に行った時のことを思い出しながら、地下に行ってアゼリアの一角でアクアラインの案内を探した。
そして案内に従い行ってみる。地上に上がる。

そこは岡田屋モアーズの近くだった。ちゃんと「木更津」と書かれた看板があり、行列ができている。間違いないようだ。
フェリーターミナルに行くバスも残っている。もう宮崎県の方に行くフェリーしか残っていないが、船があれば連絡バスもある。でもアクアラインのバス乗り場とは別のようだ。機会があれば乗ってみたいものだ(2011年現在このフェリーも廃止されている)。

行列はけっこう長いが、なんとか全員バス一台に乗れそうな客の数である。アクアラインが開通してから間もないこともあり、けっこう乗ってみる客が多いのだろう。
案内人らしき人がやってきたので、運賃を払って木更津までのきっぷを買った。

ほかの客だが、けっこう「海ほたる」までの客が多い。このバスは海ほたるも停車するようだ。どんなところかわからないが、アクアライン以外に交通手段がないのだから、高速道路のサービスエリアか、もしくは津軽海峡線の竜飛海底駅や吉岡海底駅みたいな非常時の避難場所みたいなところなのだろう。

川崎〜浮島

そしてしばらく待つとようやくバス乗車である。
ぼくの番になると、きっぷは運転手に渡してしまう。いいのかな?今渡すと、海ほたるまでの運賃しか払っていない客が木更津まで行ってしまう不正が簡単にできそうだぞ、と思う。
運転手がお客の顔をちゃんと覚えているのかなあ。まあいいか。座席にすわる。シートベルトはちゃんとしめておこう。お客がかなり乗り、バスの座席はだいぶ埋まった。

やがてバスが発車する。しばらくは川崎駅周辺の道路だ。混雑していてゆっくりゆっくりバスは進む。

バス

それにしてもゆっくりし過ぎだなあ。
箱根駅伝が通っている道路も通ったようだ。川崎駅から遠いためめったに来ることはない場所だが、国道なだけあってかなり車通りの多い道だ。その道をはずれてさらに川崎フェリーターミナルの方向へと進む。

そのうち高速道路の真下を通るようになる。交通量はいっそう多くなり、バスもさらにゆっくりとしか進めなくなる。
目の前に踏切が見える。京浜急行だろう。そう言えば何年か前、京浜急行の穴守稲荷(あなもりいなり)から橋を渡って産業道路っていう駅まで歩いたけど、こんな道だったなあ。ここは産業道路の駅のすぐ近くだろう。
逆に小島新田(こじましんでん)から大鳥居まで歩いた時にも来たっけ。

木更津行きのフェリーに乗る時もこのあたりの道ってバスで通ったような気がするのだがはっきり思い出せない。まあ、時間や季節が違うと景色が違うのかもしれない。

それからもバスはのろのろ進んでいく。

浮島〜海ほたる

そして停車する。浮島(うきしま)というところだ。けっこう乗ってくる客がいる。あとで聞いた話だと、木更津の方からここの停留所まで通う客がけっこういるという話だ。いろんな客がいるんだなあ。まあ、このくらい客が集まっているし、いいバスなんだろうなあ。

バスは浮島を発車する。何回か曲がり、ようやく地下に入っていく。ふう、時間がかかったなあ。
やっぱりバスと鉄道の一番違うところは、混雑するとどんどん遅れていくところだと思う。だから日本のさまざまな地方に無理してでも鉄道を通して来たんだなあと感じる。
逆に言うと混雑しなければ車は便利ということだ。新しい道路ができると鉄道は客が離れていく、そういうものなのだろう。

さて、地下に入ったバスは、高速道路っぽいオレンジのあかりに照らされて進む。ここが海の下とは信じられない雰囲気である。

海の下をバスで進むのは初めてではない。何年か前に、レインボーブリッジができた頃にお台場近辺を散歩した時、バスで品川まで行ったことがあり、当時の都バスの運賃、わずか180円で品川まで行けたものだった。高速に上がって海の下(正確には隅田川の下かもしれない)をくぐって行けたのである。やはりこんな雰囲気だった。
なんにしても普段見られない景色を見るのは気分のいいものである。特にバスは鉄道より「見られない景色」が多いところがいいものである。

大きな建造物

さて、そんな景色もほんの数分、トンネルの外のひざしが見えてきた。川崎駅からトンネル入り口までかかった時間を考えるとほんの一瞬である。やっぱり一般道と高速は違うのだろう。
トンネルを出ると、「何か大きそうな施設」がすぐそばにあるのが見えた。どうやらここがうわさの「海ほたる」のようだ。
なんともすごい施設のようである。そしてバスはぐるぐるとその施設のまわりを回っていく。
時刻表にも書いてあるとおり川崎から木更津までのバスは海ほたるに寄るのだが、ぐるぐると回らないと停車位置に行けないようだ。なんともめんどうくさいものである。

そして無事海ほたるの停留所に停車。海ほたるだけの運賃しか払っていない人たちが降りていく。海ほたるだけの運賃しか払っていない人が意図的に木更津まで行ったりしないか、運転手がお客をちゃんと区別しているか心配である。そしてバスは発車する。

発車するとまたバスはぐるぐると海ほたるの施設のまわりを回る。そしてようやく木更津に向かうっぽい橋に出る。
うーん、やっぱりながめがいい。

海ほたる〜袖ヶ浦

海の中の橋をバスは走る。左右はすべて東京湾である。天気も良く、このながめだけでもこのバスの価値はある。
瀬戸大橋を渡ったことはあるが、JRだと道路の下になるためあまりながめが良くないのが難点だった。ゆりかもめも似たようなながめだった。
夜行バスで瀬戸大橋や関門橋を渡った時は、そりゃ夜行バスだから橋のところではずっと寝ていたのが心残りだった。そのかわりゆりかもめが通るレインボーブリッジでは、東京駅と羽田空港の連絡バスに乗ると「上」を通れるんじゃないかと思って乗ってみたらその通りで、とてもながめのいいレインボーブリッジのながめをたんのうしたものだった。
今度神戸に明石海峡大橋ができるそうだから、いつかバスで通ってみたい。

そんなことを考えながら進んでいく。しばらく進むが、すごいスピードでバスが進むので、たちまち千葉県側の陸地が見えるようになった。やっぱりフェリーより速いんだなあ。
そのままバスは橋を渡り終えて千葉県の陸地に入っていき、しばらく進む。

やがてスピードを落としていき、それほど市街地っぽくない場所に到着した。見渡すとどうやら駐車場が広がる場所のようだ。
なんでもここが袖ヶ浦の停留所だとのことだ。多少は使われているらしく、降りていく客がいる。
なるほどなあ。ここに車を置いて川崎まで行く人がいるらしい。どうやらJRの袖ヶ浦駅からは離れているようだ。JRを使う人は木更津まで行けばいいわけだからこれでいいのだろう。
たいていのバスは鉄道の駅と駅を結ぶものだが、最近は駐車場を経由するバスがけっこう多いのかなあと思う。まあいろいろあるだろう。

袖ヶ浦〜木更津

そしてまた発車する。内房線では袖ヶ浦と木更津はけっこう距離があったから、まだまだ時間がかかるだろう。
高速道路っぽい道をしばらく進み、ようやくインターチェンジを通る。市街地にやってきた。木更津の市街地はそれほど広くなく、すぐに木更津駅前に到着した。

やっぱり時間がかかるなあ。
それでも、悪天候の時など、フェリーなら運休だがバスならだいじょうぶということもあるだろうから、道路を通しても良かったのかもしれない。ただ、日本にはもっともっと通してほしい道路がたくさんあるからなあ。
まあ、通ったことのない道を通るのはやっぱり楽しいと思いながら、バスを降りた。

昼食

さて、これから館山に向かう電車に乗るわけだが、発車は数十分先だ。どこかで食事でもしていこう。
駅前はそれほどお店があるわけではなかったが、ラーメン屋を見つけたので入ってみる。それほど客はいないのでなんとかなりそうだ。ラーメンを注文する。それほど時間もかからずやってきた。
食べてみた。あんまりうまくないなあ。

ラーメンっていうのはあたりはずれがある。それも、大きな駅の近くにうまい店があるというわけではなく、どこにうまい店があるかわからないのだ。たまたま木更津ではそれほどうまくないラーメン屋になってしまったが、まずい店があるからこそうまい店の価値がある。まあ、木更津は牛丼屋もあるし、今度来たときは牛丼でも食べることにしよう。

ラーメンを食べ終わり、ちょうどいい時刻になった。店を出て木更津駅に向かおう。

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内房線その1

発車

あまりうまくなかったラーメン屋を出て、木更津(きさらづ)駅に戻る。もうそろそろ館山(たてやま)行きの電車がやってくる時刻だ。
川崎で使用が中断されている青春18きっぷを見せて改札を通り、ホームに行く。電車がやってきたので乗る。さすがにそれほど混雑はしていない。発車だ。

木更津から南はホリデーパスが使えないこともあってあまり乗ったことがない。それでも、7年前に「東京湾フリーきっぷ」を使って浜金谷から北は乗ったことがある。実はその旅行の主たる目的は池袋に行ってPCエンジンのCD-ROMROMを買うことだったのだが。なにしろ品川から池袋まで往復する500円がもったいなくて、それより東京湾フリーきっぷを2000円で買って東京湾フェリーに乗るついでに池袋に行けばお得なのではないかと思ったからだ。
しかしあの日はあまりお得にならなかった。急に雨が降ってきて、かさを池袋で買ったら4000円もかかってしまったからだ。そんな思い出がある路線である。

到着

君津を過ぎると海が見えてくる。最近そんなに来ていないが、景色はいい路線である。5年前か6年前だったと思うが、青春18きっぷで外房線から内房線にぐるっと回ったときは、田んぼの稲が台風のせいでかなり倒れていたことを思い出す。
稲が不作で○○米(○○はとある国名)を輸入していた年だった。

そして浜金谷を過ぎる。このあたりは温暖な土地で、今みたいな1月に来るにはいい場所なのかもしれない。相変わらず海が見えるいい景色である。
それほど時間もかからず、終点の館山に到着した。ここで電車を降りる。

当初の予定通り、ここから野島崎に行こう。館山は電車を乗り換えたことはあるが降りたことがないのではじめての駅前ということになる。
青春18きっぷを見せて改札を通った。そこは安房鴨川よりは多少栄えている感じの駅前であった。バスターミナルもある。ぼくはバスターミナルに行き、野島崎行きのバスの乗り場を確認することにした。

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バス・館山〜野島崎〜千倉

館山〜野島崎

木更津から乗ってきた内房線の電車を館山で降り、バスターミナルに向かった。うん、野島崎に行くバスもここから出ているようだ。

バスに乗る。客はけっこういるようだ。高校生っぽい客が半分だったが、残りの半分は泊まりがけの客のようだ。満席にはならないがそれなりに席が埋まったところでバスは発車した。

しばらくは館山の市街地を通る。けっこうせまい道だったが、そのうち郊外に出ていく。高校生っぽい客は全員降りた。
多少起伏のある道をしばらく進む。すると海岸に近い場所に出たようだ。でも、海岸に面した通りではなく、海岸に面した通りより1本内陸の通りのようだ。

野島崎の手前で、泊まりがけっぽい客が降りていく。バスの運転手に何かきいているようだ。どうやらこれから泊まる場所の位置をたずねているらしい。ちゃんと答えているようだ。やっぱり宿の情報は運転手も把握しているのだろう。そうこうするうちにバスは野島崎前に到着した。運賃を払ってバスを降りる。もう午後3時だ。

灯台

バスを降りると灯台に向かって歩く。海の見える海岸通りを渡ってようやく野島崎の灯台に到着した。なにはともあれ入場料を払って灯台に入ろう。
お客はけっこういる。青春18きっぷで来た客がどのくらいいるかわからないが、まあ少ないんだろうなあと思う。
途中まではらせん階段で上がれるが、そこから先ははしごになる。そしてようやくのぼりきり、海をながめた。

去年行った御前崎よりおだやかな海だ。もちろん宗谷岬よりずっとすごしやすい。
やっぱり灯台からのながめはこんなのがいいなあと思う。ぐるっとひとまわりして左右の海を見た。やっぱりどこの岬も灯台はいいなあ。

さあ、もうそろそろ灯台をおりよう。またはしごをおり、らせん階段をぐるっと回っておりる。全然客がいないよりも、このくらい客がいた方がいい。
房総は1月でも暖かいので青春18きっぷを使った観光にはいいところかもしれない。

やっとおり切った。もうしばらくここに来ることはないだろう。灯台とまわりの植物をひととおりながめて、バス停に向けて歩き出した。そしてバス停に到着。
帰りは館山に戻らずに、千倉に向かうことにしよう。それほど時間もかからずに千倉に向かうバスが来るようだ。バスを待つ。

野島崎〜千倉

バス停で待っていると千倉に向かうバスがやってきた。館山に戻るのもつまらないので帰りは千倉に行くことにしたわけである。青春18きっぷなのでこれでいい。

野島崎から乗ってきた客はそれほどでもなかった。合わせて10人くらいのバスは、行きと同じように、海はそれほど見えない場所を進んでいく。
でも、人家はそれなりにある。なにしろ南房総は、海のそばしか平地がないので、いやでもここに住むしかないわけだ。
でも冬でもそれなりに暖かくて過ごしやすそうな場所だ。まあ、台風とか来たらたいへんそうだが、いいところなのだろう。

途中、菜の花が咲いているのが見えた。こんな1月でも咲いている花があるのはすごいなあと思う。そのままバスは、それほど人家が少なくない場所を進んでいく。

花

そしてようやく千倉駅前に着いた。ここでバスを降りる。もう午後4時を過ぎているが、まあきょうじゅうにアパートに帰れればいいからこんなものでいいだろう。
千倉はそれほど市街地っていう感じがしない。「集落」といった感じの場所だ。

さあ、電車に乗ってアパートに帰ろう。

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内房線その2

千倉〜館山

野島崎から乗ってきたバスを千倉で降りる。すぐそばに千倉駅がある。
都合良くそれほど待たずに館山行きの電車がやってくるようだ。青春18きっぷを見せて改札を通り、ホームに行く。電車がやってきた。

乗ってみたがけっこうすいていた。バスにけっこうお客が乗っていたのでそれなりに客がいるのかと思ったが、さっきの客はどこかで泊まっていくようで、日帰りの人はいないのだろう。
千倉自体それほど大きな街ではないが、発車するとすぐに小高い山のそばを走っていく。何度か通ったなじみの景色だ。そのまま館山に来る。千葉行きまでしばらく時間があるので駅を出てみよう。

館山の駅前は安房鴨川より大きいが、木更津ほどではない。それでも右手にスーパーっぽい場所が見えたので行ってみる。
おお、ここは「十字屋」だ。仙台にもこういう名前の店はあったが、同じ系列の店なのだろうか?
まあ、コンビニより安くいろいろ買えるようなので、飲み物とか買っていこう。そして駅に戻る。

館山〜千葉

またホームに行き、千葉行きに乗る。今度も客は少ない。やっぱりこんなものなんだろうなあ。電車は発車する。
また海が見えてきた。でももう日が暮れる。だんだんと景色が見えなくなっていく。木更津を過ぎる。

木更津から北はホリデーパスでも行けるのでそれなりに乗った回数は多いのだが、工場とか見えるくらいなのでそれほどじっくりと景色を見ることもない。そんな景色ももうほとんど見ることはない。
蘇我(そが)では京葉線に乗り換えることもできるが、京葉線は東京での乗り換えがめんどうだからやっぱり千葉まで行こう。京葉線は120円(1997年4月からは130円)おおまわり旅行で何度も通ったこともあるからそれほど積極的に乗ることもないだろう。

そして電車は千葉の市街地に入っていき、終点千葉に到着した。電車は混雑していなかったが、電車の外はけっこう客がいる。さあ、電車を降りて乗り換えだ。

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総武本線

計画

館山(たてやま)から乗ってきた電車を千葉で降りる。さてどうしようか。

木更津(きさらづ)で食べたラーメンがまずかったので、口直しにうまいラーメンでも食べていきたい。何度も行っている新宿のラーメン屋に行きたいなあ。
快速に乗って、錦糸町、御茶ノ水で乗り換える手もあるが、確か快速って、市川とかで成田エクスプレスに追い抜かれるため5分くらい停車する電車もあるよなあ。
そのことを考えると、三鷹(みたか)行き各駅停車で行ってもいいかと思った。新宿まで1時間くらいあるからぐっすり眠れるということもある。よし、三鷹行きで行こう。

回想

三鷹行きは千葉駅の一番端のホームだ。時間がかかるけどわかりやすいし間違えないからいい。そしてがらがらの電車に乗る。

そう言えば、館山から千葉までは、サラリーマン風の人って全然いなかったけど、この電車には休日のきょうでもネクタイ姿の人がけっこういるなあと感じる。
実は今、会社は私服なのだが、山手線の駅のそばに勤務先があったころは、ネクタイ姿で通勤していた。しかし休日出勤の時に限り、私服でよかったなあと思い出す。
まあこのネクタイの人たちは、ぼくたちみたいな内勤ではなく、外回りの人たちなんだからネクタイなのも当たり前なのかもしれない。

そんなことを考える間もなく、電車は発車する。そしてぼくはドカッと眠る。

夕食

気がつくともう御茶ノ水を過ぎている。中央線の快速に抜かれるけどたいしたことはない。たぶんまだラーメン屋は開いているだろう。
そして新宿に着いた。階段をおりて有人改札で青春18きっぷを見せて通り、しばらく進んで階段を上がって新宿駅を出る。そしてラーメン屋にやってきた。もちろんまだ営業している。

店員と客が日本語でないことばで話している。中国語っぽい。さすがに新宿のラーメン屋だけある。ぼくが注文すると時間もかからずにラーメンは出てきた。
やっぱりこの店のラーメンはうまいなあ。

ラーメン

きょうはそれほど朝早くなかったのでそれほど疲れてはいないが、アクアラインを通れたし、いい旅だったのではないだろうか。
ラーメンを食べたらあとはアパートに帰るだけだ。この冬の青春18きっぷの旅もこうして終わろうとしていた。来月は最後の一般周遊券の旅が待っている。最後のワイド周遊券の旅も4月にすることにしようと決めている。さあ、がんばってもっともっと鉄道に乗ろう。

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