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説明
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1985年6月
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[説明]
以下の特徴があるJR(国鉄)の企画きっぷであった。
・周遊エリアへの行き帰りには鉄道・航空機・フェリーなど、一般周遊券で経由社線とされている交通機関が使用可能
・周遊エリアは、青函トンネル開通前は道内の国鉄(JR)全線、開通後は海峡線中小国以北のJR線
・周遊エリアの特急・急行・普通列車の自由席に5日間もしくは10日間乗り放題。5日か10日か購入時に決める。
かなり便利な企画きっぷでしたが、以下の不便な点がありました。
・全国の指定された駅発のものしか買えなかった。一番北の駅は仙台で、それより先の駅を出発地とすることはできなかった。逆に北海道ワイド周遊券の出発地となっていない駅でも北海道ニューワイド周遊券なら出発地にできる都市もあった。
・航空機ならすべて使えるわけではなく、経由社線となっていないものはだめだった。(例:大阪−女満別)
北海道ニューワイド周遊券廃止後15年使えていた周遊きっぷなら航空機は道内発着ならすべて使えるので、この点は周遊きっぷ時代の改善した点である(なお、2010年現在大阪−女満別間に直通便は運航されていない)。
・国鉄時代は駅でも買えたが、JRになってからは一般周遊券が買える旅行会社でしか買えなくなってしまった。
なにしろ往復とも航空機が使えるので、大変便利な企画きっぷでした。フェリーが使えることもあり、なくなったのが惜しいものでした。
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西近海★
1995年9月その2
西遠★
1996年4月その2
西遠★
1996年11月その2
西遠★
1997年5月その1
北猫★
1997年5月その2
西遠★
1998年2月
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[説明]
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基本1
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基本2
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感想
[基本1]
乗り放題エリアがあるきっぷではありません。条件を満たすとJRの鉄道線の運賃が2割引、その他の交通機関の運賃が1割引になるきっぷでした。
条件とは以下の通りでした。
(1) JRに201km以上乗車する。
(2) 経路が連続している。
(3) 出発地に戻ってくる。
(4) JRの他には、「経由社線」、「指定地接続線」と呼ばれる交通機関のみ使用している。
(5) 「周遊指定地」と呼ばれる特別の場所(たいていはバスで行く場所)を2か所以上通る。
[基本2]
それからこんなルールもありました。
・国鉄がルールを決めたJRのきっぷではあるが、JRでは買えず、旅行会社で買う必要がある。
・しかもすぐできるわけではなく、申し込んで2週間とか1ヶ月とかたたないと完成しないきっぷである。
逆に言うと他のきっぷのように1ヶ月前で無いと買えないわけではなく、受け取るのが1ヶ月前ならば申し込みは2ヶ月前でも良い。
・そのかわり有効期間も1ヶ月と長い。
[感想]
お得なきっぷの中では買うのが困難なきっぷでした。いや、もう、ほんとむずかしかったんです。
それだけに受け取って手にすると、ぞ〜くぞっくしたものでした。
これだけじゃむずかしいと思います。具体的な例とルールはそれぞれの旅行記の所で説明します。
あまりにむずかしいきっぷですので、廃止されてもそれほど惜しいとは思いませんが、なんとな〜く安くどこかに行く方法を考えた時に、あ、そうか、一般周遊券って廃止されたんだっけ、と思い出すことがあるきっぷです。とりあえず、死んだ子の年を数えると思って読んでみてください。
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