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49.近鉄湯の山線の旅行

説明

1996年の冬はひょんなことから青春18きっぷ2枚(10回分)で旅行することになりました。天皇誕生日近辺で2回分、年末に3回分、年始に3回分使いました。

さて残りをどうするかですが、またムーンライトながらに乗って旅行しようと思いました。1回分で行けそうなので、残りをもう1度帰省してその帰りに使いました。

大垣行き夜行で行くところはもうそんなに残っていません。近鉄湯の山線くらいです。ここ以外の三重県の近鉄、たとえば賢島とかは大がかりな旅行になるので別の旅行にしようと思いました。

無事ムーンライトながらの指定席券も買えて、旅行の日になったのです。

東海道本線その1

横浜駅

東横線は今週の金曜日も無事に横浜駅に到着した。
この冬は青春18きっぷを2枚、すなわち10回分使っているが、ムーンライトながらは上りで年末年始に使ったものの下りは天皇誕生日の連休で使っただけで、年末年始の下りはずっと品川発の臨時の夜行だった。だから横浜も天皇誕生日以来である。

今持っているのは年末の旅行で友人から買った、俗に言う「赤い青春18きっぷ」である。
この「常備券」は、効力は機械がプリントした青春18きっぷと同じなのだが、欠点があり、購入年月日のスタンプがまるで使用日の5箇所のエリアに押されたスタンプといっしょのようなのである。

だから改札の人に購入年月日のところのスタンプの分で1日分押されていると誤解されることが多い。そんなわけでぼくは赤い青春18きっぷがものすごく好きというわけではない。でも鉄道好きな人にはこのきっぷを苦労して手に入れる人が多いとのことである。しかしぼくは使い終わったらこのきっぷもアパートのもより駅で改札の人に渡してしまおうと思っている。

びゅうプラザのとなりのパンフレット置き場でパンフレットを見ながら11時50分を待ち、改札に行って18きっぷの5日目にスタンプを押してもらう。
この冬最後の18きっぷだ。ホームに行ってしばらくするとながらがやってくる。

横浜〜名古屋

今日も乗る。今日は臨時がないせいか小田原でいつもより多く人が乗ってきて、通路はお客でいっぱいになった。しかし今日はこの車両が切り離される名古屋まで行くので安心して眠ろうと思う。実際眠ってしまった。

起きたのは豊橋を過ぎていた。冬のこの時期は豊橋を過ぎてもまっくらである。
米原より西に行くときはいつも降りている岡崎を通り過ぎるが、相変わらず通路は人でいっぱいである。

そのまま名古屋に着いた。この車両は名古屋で切り離されるので全員降りる。
ぼくはながらを降りて、何か駅弁でも買おうかと18きっぷを見せて改札を出た。

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関西本線その1

名古屋駅

ムーンライトながらを名古屋で降りたぼくは改札を出て、まずはトイレに行っておく。
次に新幹線口近くの駅弁屋で駅弁を買っていく。ミニ駅弁だった。

弁当

それから改札を通って関西本線のホームに行く。

これから乗る名古屋を朝6時41分に出る亀山行きはとても混雑し、ちゃんと行列を作って入線の時に乗らないと亀山まですわれないのは去年経験済みである。ムーンライトながらを降りた人たちといっしょに入線を待つ。

電車がやってきた。名古屋までのお客が降りた後に乗る。なんとかすわれた。
すわるとただちに駅弁を食べる。ミニ駅弁だったのですぐ食べ終わる。
客がどんどん乗ってきて立ち客が出るほどになったころ、電車は発車した。

名古屋〜富田

関西本線には、おととし菅野美穂ちゃんの握手会に行ったときに乗って以来何回か乗っているが、名古屋を出るとすぐに郊外になるし、橋もたくさん通るし、いい景色の路線だなあと思う。

今日湯の山線に乗ると残った三重県の路線は、近鉄の伊勢中川〜賢島間と伊勢鉄道のみになる。

賢島に行くには近鉄名古屋から特急に乗ればいいし、伊勢鉄道には賢島から鳥羽に行って、そこから戻る時に乗ればいいから、この6:41の列車に乗るのも今日で最後かもしれないなと思った。

お客はあまり降りることもなく、むしろ増えてきた。富田(とみだ)駅に着いた。ここで降りる。
青春18きっぷを見せて改札を出た。さあ、ここから近鉄富田駅まで歩かなければならない。
道順はわからないが、がんばって歩こうと思い、ぼくは路地の細い道を歩き始めた。

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近鉄湯の山線

近鉄富田〜近鉄四日市

名古屋から乗ってきた電車を富田で降りた。さびしい駅であった。
近鉄湯の山線に乗るには四日市で降りて近鉄四日市まで歩けばいいが、行きと帰りで同じ道を歩くのはつまらないので、帰りに近鉄四日市から四日市まで歩くことにして、行きは富田から近鉄富田まで歩くことにしたわけである。

とりあえず歩く。なんだか細い道である。しばらく歩くと「一号館」というスーパーのような建物の前に来た。ぼくは一号館のわきを進んでみると、右の方から踏切の音が聞こえてきた。それで川に突き当たったところで川に沿って右に曲がることにした。右手に小学校らしい建物が見える。まだ朝早いので誰もいない。

小学生

さらに進むと踏切が見えてきた。右を見ると去年来た近鉄富田駅のホームが見えた。去年は三岐鉄道に乗ったが今日は湯の山温泉に向かうわけである。

踏切を渡って右に曲がると左手にまた学校らしい建物が見える。今度は高校のようだ。そしてやっと駅の入り口が見えてきた。だが自動券売機はなく、有人窓口があるだけである。「湯の山温泉」と言ってお金を払うときっぷが出てきた。

そして改札に入り、四日市方面のホームに行く。電車がやってきた。幸い特急ではない。近鉄富田に停まる列車はみな近鉄四日市にも停まるので安心して乗る。さすがに通勤通学の時間帯なので学生ばかりでなく通勤客も多い。景色を見ながら列車は市街地に入り、近鉄四日市に到着した。ここで降りる。

近鉄四日市〜近鉄湯の山

階段をおりてのぼって湯の山温泉行きの電車の出るホームに行く。四日市を離れる電車だからすいているだろう・・・と思ったらとてもお客が多かった。学生が多い。それも大学生っぽい学生がけっこういる。お客がいっぱいな電車は発車した。市街地を離れていく。
何駅かすると学生が降りていく。降りた男たちはみんな同じ制服だ。そしてまた1駅進む。また学生が降りる。今度は女の子で、やはり同じ制服だ。

学生たち

こんな風景はどこかで見たなと思ったら、そうだ、去年9月に鳥取の境線で、境港の1つ手前の馬場崎町で学生がおおぜい降りたことを思い出した。全員降りるまで発車できず、5分くらい遅れた。ということは日曜日と春夏冬休み以外いつも5分遅れていることになる。こんなことでいいのかなと思ったものだった。境線の場合米子と境港は別の市だが、湯の山温泉の場合四日市近郊ということで、学校を鉄道で行きやすい場所に置いているわけである。高校が駅から遠くて駅に自転車を置いて自転車2台で通学していたぼくにとっては三重県はうらやましいなと感じた。

そんなわけで湯の山温泉の手前でかなり降り、かなりすいた状態で湯の山温泉に到着した。ここでまずは降りて帰りのきっぷを買う必要がある。

近鉄湯の山〜近鉄四日市

改札を出てみるとバス乗り場があった。電車からバスへの中継基地といった感じの場所である。でも人家も結構あり、ベッドタウンのようであった。そして近鉄四日市まできっぷを買い、また改札を通って同じ電車に乗る。
今度もお客は多かったが、すわれる余裕はあった。今度は通勤客ばかりのようだ。もうすぐ朝9時だからであろう。電車は近鉄四日市に向けて発車した。

通勤客が多少乗ってくるがそれほどのこともなく、電車は終点、近鉄四日市に到着した。ここで降り、去年7月に通った改札を通った。さてここからJR四日市駅まで歩かなければならない。近鉄四日市駅を海の方向に出ると、かなり広い道があった。中央寄りの車線が工事中でふさがれ、両側の車線が通れる状態になっている。なんでも道路の下に駐車場があるらしい。なかなかたいへんだ。道沿いに歩く。

徒歩

歩いているうちに、市街地は続いているのだがだんだん重要な建物が減っていくように感じた。そしてさらに歩く。

ようやくJRの駅が見えてきた。去年乗り換えたときはわからなかったが、近鉄四日市ほど大きな駅ではないようだった。

まだ朝9時だけど、とりあえず今日はもう私鉄の旅は終わりで、あとは東京に帰るだけだ。そうだ!ぼくは来月、大宮から柏まで臨時の急行(しかも自由席つき)に乗るため静岡発の東京ミニ周遊券を買おうとしていたんだった。どうせなら今日買っていこう。みどりの窓口じゃなくてクレジットカードが使える旅行会社で買おうと思った。ぼくは青春18きっぷを取り出してJR四日市駅に入った。

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関西本線その2

旅行記本文

近鉄四日市から歩いてJRの四日市までやってきた。朝9時である。改札を通ってホームにやってきたが、この時間にJRに乗ろうとする人もあまりいないようだ。名古屋行きがやってきた。思ったより楽にすわれた。

たぶん名古屋からはすわれないだろうから、ここで眠っておこうと思い、眠ることにした。
ぐっすり眠って名古屋に着いた。今日はスケジュールに余裕がある。ゆっくり東京に戻ろうと思い、ぼくは東海道本線のホームへと向かった。

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東海道本線その2

名古屋〜静岡

四日市で乗ってきた電車を名古屋で降りて、豊橋行きのホームにやってきた。さすがに関西本線より東海道本線は混雑している。待っている人も多い。
快速がやってきた。名古屋で降りる客は多いが乗る客も多く、すわれなかった。電車は発車する。

刈谷で浜松行きの各駅停車を追い抜く。乗り換えたらすわれた。そして眠る。
浜松で乗り換えた列車ではすわれなかった。静岡で降りる。

静岡駅

ぼくは駅ビルをエスカレーターでのぼり、JTBトラベランドのある階にやってきた。そこで来月使う東京ミニ周遊券を買った。大宮から柏まで「上越スキー号」という臨時急行に乗るのに急行券のいらない東京ミニ周遊券は都合がいいのである。

これとは別に小田原から菊川まで往復する一般周遊券も申し込んでいる。この2つのきっぷを組み合わせてちょっとした旅行をするのである。

それからさらに1階分エスカレーターで上がり、食堂で食事をする。

食事

やっぱりビルの上の方の食堂っていうのはいい。ビルの上の方の食堂にはめったにまずい店はないからである。

帰宅

静岡駅に戻る。静岡から熱海まではいつも混雑するので、できれば静岡発東京行きなんていう電車に乗りたかったが、夜7時台くらいしかないので、沼津まで行って沼津発東京行きに乗ることにする。

ぼくは沼津までなんとか電車に立って行き、東京行きに乗り換えた。
まだ午後3時なので、なんとかアパートに帰れば夜もヒッパレが見られるな、と思いながら東京に帰っていった。

(よくよく考えたら、大宮から柏までは東武野田線に乗ったら乗り換えなしで安く行けることに気がついた。10年以上たって、一般周遊券と東京ミニ周遊券まで買って急行に乗ったのは何だったのかなあと思っている。)

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