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新潟県


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てびき
1994年3月その1
1994年10月その2
1995年4月その3
1998年8月その1


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[てびき]
信越本線、上越線、上越新幹線をはじめとするJR線と、第三セクター北越急行、えちごトキめき鉄道のある県である。

東京からは上越新幹線を使って新潟まで来るのがもっとも手軽である。池袋から新潟、上越市に向かう高速バスもあり、新幹線はもとより普通列車の運賃よりも安い。

青春18きっぷの使える時期は上越線経由で新潟に行くこともできるが、問題は水上〜越後湯沢間の列車の間隔が3〜4時間おきであることである。また、帰りの越後湯沢発水上行きの電車は終電が早いため、その日のうちに東京に帰るにはかなり早く新潟を出る必要がある。

新潟県のJR路線は複雑に通っていて、新潟駅の近くはそれなりに列車数は多いものの、一部区間に数時間列車が来ない区間があるので時刻表をよく読むことが大事である。

以前は土日きっぷを使って効率よく新潟の鉄道に乗ることができたが、このきっぷは2010年3月に廃止されてしまい、青春18きっぷ以外で使えるきっぷは特急券別払いの必要があるウィークエンドパス(2013年4月から名称が「週末パス」に変更)のみになってしまった。

2015年以降、北陸新幹線長野〜金沢間開業に伴い新潟県西部はJRが第三セクター「えちごトキめき鉄道」に転換したため週末パスの存続が危惧されていたが、開業以降も発売されることになった。その際、しなの鉄道長野〜妙高高原、えちごトキめき鉄道妙高高原〜直江津に加えて北陸新幹線も高崎〜上越妙高は特急料金別払いで乗れることになった。

これらの路線は週末パス以外にお得に乗れるきっぷがないので、十分プランを検討して乗ることが肝要である。

また、この転換に関連することだが、以前は、

・犀潟(さいがた)までの信越本線
・北越急行全区間
・六日町からの上越線
を直通する場合、1997年3月22日から2015年3月13日までは「信越本線を含む運賃計算キロ」と「上越線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、犀潟〜六日町の運賃を加算して運賃を計算することが可能だったが、2015年3月14日から不可能になり、

・犀潟までのJR運賃
・六日町からのJR運賃
・犀潟〜六日町間の運賃
を加算した分運賃が必要になってしまった。注意してほしい。それとは逆に、

・直江津までの信越本線
・えちごトキめき鉄道の直江津〜上越妙高間
・上越妙高からの北陸新幹線
を直通する場合、「信越本線を含む運賃計算キロ」と「北陸新幹線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、直江津〜上越妙高間の運賃を加算して運賃を計算するルールが北陸新幹線開業とともに可能になった。

その他、えちごトキめき鉄道やしなの鉄道を直通する組み合わせは何通りもあるが、JRの運賃計算キロが通算可能か否かがそれぞれの場合について判然としない。

でも、運賃計算キロが300キロ以下の場合、通算するとかえって運賃が上がる場合もあるので、あまりあくせくどちらがお得か考えないことにしてもいいのではないかと思われる。


また、この県が「最遠地点」である旅行記がないため、この県で通過・鉄道乗り換え以外の行動を行っている旅行記を上であげている。


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富山県


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1997年8月その1


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北陸新幹線、高山本線、氷見線、城端線といったJR線と、富山地方鉄道、万葉線、あいの風とやま鉄道、そして日本で唯一「LRT」を名乗っている富山ライトレールといった私鉄のある県である。

東京からだと北陸新幹線で富山をめざすルートが2015年以降一般的となった。
その他、航空機、夜行バスなどの選択肢がある。マイレージを蓄積して無料航空券を入手して富山空港に行くのが意外と使える手段かもしれない。

富山県の鉄道は、ケーブルカーも含めると冬季休業になる路線もあるので、時間をかけてじっくり乗るのが良い。

以前はJR線に乗るときは青春18きっぷを使い、それ以外に乗るときは18きっぷ以外の手段を使うのがおすすめだったが、2015年以降、富山県の北陸本線は第三セクター「あいの風とやま鉄道」に転換したため、安く鉄道に乗ることがたいへん困難になった。どうすれば安く乗れるか各自研究してほしい。


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石川県


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1996年8月その3
1998年8月その2


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北陸新幹線、北陸本線、七尾線のある県である。他に金沢付近と県北に私鉄がある。

残念ながら金沢に行くのに便利だった寝台特急北陸、急行能登は廃止されてしまい、ムーンライトながらも臨時列車となってしまった。このため、夜行バスなどが安価な公共交通機関として残るのみとなった。

どうせ安い鉄道の交通手段がないなら、航空マイレージを蓄積して無料航空券を入手して小松空港に行くのも意外と使える手段かもしれない。

一時期、時刻表に載っていない「高速ツアーバス」と呼ばれる夜行バスが東京〜七尾間、東京〜和倉温泉間を走るようになっていたらしいが、いろいろな都合により七尾や和倉温泉に行く夜行の時刻表に載っていないバスは、2013年8月現在もう走っていないようである。残念なことである。

青春18きっぷを使う場合、2015年以降東京からは米原まわりで行くしかない。どうすれば効率よく石川県の鉄道に乗れるか各自研究してほしい。


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福井県


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1996年12月その1


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北陸本線、越美北線、小浜線のある県である。
福井付近に私鉄がいくつか通っている。

残念ながら福井に行くのに便利だった「ムーンライトながら」は臨時列車になってしまい、毎日使える手段ではなくなってしまった。また寝台特急北陸・急行能登は廃止されてしまった。

このため、夜行バスなどが安価な公共交通機関として残るのみとなった。

福井駅周辺は小松空港から連絡バスでそれほど時間のかからない距離なので、もしかしたら航空マイレージを蓄積して無料航空券を入手して小松空港に行くのが意外と使える手段かもしれない。


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山梨県


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1994年6月その3
1995年7月その1
2000年1月
2001年3月その2


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中央本線、小海線、身延線といったJR線と、私鉄の富士急行のある県である。

東京からだと青春18きっぷを使って日帰りで乗るのがおすすめである。

富士急行は18きっぷを使う必要はなく、高尾まで京王線で行って大月まで行って往復してもいい。片道河口湖行きの高速バスに乗るのもおすすめである。

それなりに観光地はあるのだが、観光地に行くなら自家用車の方が便利な土地柄である。観光するなら鉄道に乗るのはあきらめたほうがいいのかもしれない。

なお、青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道・えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道・伊勢鉄道・智頭急行と異なり、しなの鉄道の小諸〜篠ノ井間は、

・小諸までの小海線
・しなの鉄道の小諸〜篠ノ井間
・篠ノ井からの篠ノ井線
を直通する場合、「小海線を含む運賃計算キロ」と「篠ノ井線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、小諸〜篠ノ井間の運賃を加算する、といったことはできず、あくまでも、

・小諸までのJR運賃
・篠ノ井からのJR運賃
・小諸〜篠ノ井間の運賃
を加算した分運賃が必要になる。

篠ノ井から乗る路線が信越本線の時も同様である。注意してほしい。


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長野県


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1992年10月
1994年3月その2
2001年7月


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北陸新幹線、中央本線、小海線、篠ノ井線、飯山線、大糸線、飯田線といったJR線と、県の北部から中央部にかけての私鉄がある県である。

以前は土日きっぷを使って効率よく長野の鉄道に乗ることができたが、このきっぷは2010年3月に廃止されてしまい、青春18きっぷ以外で使えるきっぷは特急券別払いの必要があるウィークエンドパス(2013年4月から名称が「週末パス」に変更)のみになってしまった。

週末パスは北陸新幹線長野〜金沢間開業に伴い存続が危惧されていたが、開業以降も発売されることになった。その際、しなの鉄道長野〜妙高高原、えちごトキめき鉄道妙高高原〜直江津に加えて北陸新幹線も高崎〜上越妙高は特急料金別払いで乗れることになった。

これらの路線は週末パス以外にお得に乗れるきっぷがないので、十分プランを検討して乗ることが肝要である。

飯田線や塩尻より西のJR東海区間は青春18きっぷを使って地道に乗るのが良いだろう。

なお、しなの鉄道の篠ノ井〜小諸間は、

・篠ノ井までの篠ノ井線
・しなの鉄道の篠ノ井〜小諸間
・小諸からの小海線
を直通する場合、「篠ノ井線を含む運賃計算キロ」と「小海線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、篠ノ井〜小諸間の運賃を加算する、といったことはできず、あくまでも、

・篠ノ井までのJR運賃
・小諸からのJR運賃
・篠ノ井〜小諸間の運賃
を加算した分運賃が必要になる。篠ノ井までが信越本線の時も同様である。

また、長野〜豊野間も、

・長野までの信越本線
・しなの鉄道の長野〜豊野間
・豊野からの飯山線
を直通する場合、「信越本線を含む運賃計算キロ」と「飯山線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、長野〜豊野間の運賃を加算する、といったことはできず、あくまでも、

・長野までのJR運賃
・豊野からのJR運賃
・長野〜豊野間の運賃
を加算した分運賃が必要になる。

豊野からしなの鉄道に乗り続け、妙高高原からえちごトキめき鉄道に乗り換えて直江津に行き、そこから信越本線に乗り換える場合も運賃計算キロ通算はできない。注意してほしい。


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岐阜県


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1994年7月その2
1995年8月その2
1995年9月その2
1996年3月その2
1996年4月その1
1998年5月
2000年2月


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東海道本線、中央本線、高山本線、太多線といったJR線と、名鉄、近鉄、長良川鉄道、明知鉄道、樽見鉄道といった私鉄がある県である。

青春18きっぷのある時期なら、ムーンライトながらを使って乗りに行くと効率よく乗ることができる。

そうでない時期なら新幹線、高速バスなどいろいろ選択肢がある。

以前は長良川鉄道の美濃白鳥(みのしろとり)駅から越美北線の九頭竜湖(くずりゅうこ)駅までバスが出ているので使うのもおもしろかったが、最近廃止されてしまった。残念なことである。北濃から城端線の城端、福光に向かうバスは残っている。

2006年11月30日まで走っていた神岡鉄道は富山から猪谷入りして乗った方が列車の接続が良いので急行能登などを使うのがおすすめであった。

一時期、新宿から高山まで夜行バスが走っていて便利だったことがあったが、いつのまにか夜行便は廃止されている。


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静岡県


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1994年5月その3
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2000年12月
2001年12月
2002年1月


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東海道本線、伊東線、御殿場線、身延線、飯田線といったJR線と、県の東西にわたる私鉄がある県である。

以前は東京からだと県の東部は日帰り旅行、西部はムーンライトながらを使った旅行をするとまわりやすかったのだが、下りムーンライトながらが豊橋を通過するようになってしまったため、浜松か名古屋で降りる必要があり、浜松で降りて朝を待つか、名古屋まで行って帰り道で静岡の私鉄に乗るかよく考える必要ができてしまった。


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愛知県


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1994年8月その1
1995年6月
1995年8月その1
2002年9月


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[てびき]
東海道本線、中央本線、関西本線、飯田線、武豊線といったJR線と、名古屋市営地下鉄、名鉄、近鉄をはじめとするいくつかの私鉄のある県である。

東京からだと、青春18きっぷのある時期なら「ムーンライトながら」を使うと安く愛知県に行くことができる。

その他、高速バスを使うとムーンライトながらより安いこともある。新幹線を使ってもよく、特に「ぷらっとこだまエコノミープラン」と呼ばれるJR東海ツアーズの「主催旅行」を使うと時間はかかるものの新幹線に安く乗れるのでおすすめである。

以前は青春18きっぷのない時期にもムーンライトながらが使えたのだが、ながらは臨時列車になってしまったため、18きっぷがない時期に朝から愛知県をめぐる手段は高速バスか宿泊しか選択肢がなくなった。


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