新幹線以外の特急・か行〜さ行
かいじ
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説明
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1995年7月その1 (中央本線その1)
新幹線以外の特急
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[説明]
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基本
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事情
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補足
[基本]
新宿と甲府を中央本線経由で結ぶ電車特急である。
一部列車に甲府から1駅西の竜王(りゅうおう)まで行くものがあり、逆に新宿から東京駅まで乗り入れるものもある。
まれに竜王より西(小淵沢など)に乗り入れることもある。臨時に松本まで乗り入れていたこともかつてあった。
同じ区間を走っている特急あずさ・特急スーパーあずさに比べると停車駅が多いことが特徴である。
[事情]
新宿〜甲府間は普通列車で行ってもさほど時間はかからないが、混雑していてすわれないことが多いし、たいてい高尾で乗り換えが必要である。なので指定席のある特急はお客が多い。
甲府には東京都内に用事のある人もいるのでそういう客がもっとも多そうだ。東京から甲府に向かう客も観光客などにいるかもしれない。
なぜなら山梨県はワインの産地であり、ワインを現地で味わうには自家用車で行くことはできず、電車(とタクシー)で行くしかないからだ。
問題はバス会社が新宿〜甲府間に高速バスを走らせていて、特急かいじより安いことである。
しかしバスは高速道路が渋滞して時間がかかることが多いのに対して電車はたいてい遅れることなく目的地に行けるので、その点で特急かいじを選ぶ客が多そうだ。
以前一時期、「かいじきっぷ」と呼ばれる、特急かいじで安く東京都区内〜甲府を往復できるきっぷが発売されていたが、だいぶ前に発売されなくなってしまった。残念なことである。
[補足]
なお、2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては最終のかいじに乗る際に午前0時をまわる可能性がある。
その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。
この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。
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きりしま
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1999年2月その1 (日豊本線その2)
新幹線以外の特急
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[説明]
宮崎と鹿児島中央を結ぶ特急である。
一部国分と鹿児島中央、宮崎と都城(西都城)を結ぶものもある。
宮崎〜鹿児島は日豊本線、鹿児島〜鹿児島中央の1駅間のみ鹿児島本線を通る。
この列車ができる前までは、特急にちりんが博多〜南宮崎から都城方面に延長運転され、西鹿児島(鹿児島中央の当時の名称)まで乗り入れていた。
しかし、この特急ができてから、延岡と都城を直通する特急がなくなった代わりに宮崎〜西鹿児島間の特急の数がかなり増えた。
人吉とえびのの間の高速道路が完成する前から宮崎〜鹿児島間は高速道路で行くことができたが、高速道路が北に大回りしているため、特急も競争力がある。
なにより宮崎〜鹿児島間に人の行き来がけっこうあることが大きく、かなりお客の多い列車である。
2011年3月になって、リレーつばめが廃止されたため、従来きりしまで使われていた車両を廃止して、リレーつばめで使われていた車両に置き換えており、以前にもまして乗りごこちが良くなった。
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寝台特急サンライズ瀬戸
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説明
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2002年7月 (瀬戸大橋線)
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[説明]
東京から岡山まで東海道本線・山陽本線を進み、岡山から瀬戸大橋線を通って香川県の高松駅に至る寝台特急である。
東京〜岡山間は寝台特急サンライズ出雲と併結されて運行されている。多客期には高松から松山まで延長して運行することもある。
2009年3月まで走っていた、大半の寝台がいわゆる「開放型」であるはやぶさ・富士と異なり、サンライズの寝台は1車両を除いてすべて個室寝台である。
残った1車両は「ノビノビ座席」と呼ばれて、指定席料金と運賃のみで横になって乗れる車両である。
また、はやぶさ・富士が電気機関車が牽引する客車であったのに対してサンライズは電車である。それも直流区間のみ走行が可能なので九州に行くことはできない。
東京〜高松間には夜行バスも運行されていてサンライズ瀬戸の半額で行けるが、東京を発車する寝台特急がもうこれだけになってしまったので、東京〜岡山間のみ利用する人も含めてけっこう客は多いのではないかと思われる。
客車型の寝台特急は、東京を発車するものはすべて廃止されてしまったが、サンライズ瀬戸・サンライズ出雲はしばらく残るのではないかと思われる。
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しなの
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説明
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1994年6月その2 (篠ノ井線)
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1998年5月 (中央本線その2/中央本線その3/中央本線その4)
新幹線以外の特急
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[説明]
中央本線の名古屋駅から中央本線で塩尻へ、篠ノ井線で篠ノ井へ、そして信越本線で長野に至る電車特急である。
1日に1往復だけ名古屋から大阪まで延長運転するしなのがある。また、臨時列車には松本から長野に行かずに大糸線に入り、白馬に向かう列車もある。
それなりに使われている特急とは思うが、長野から名古屋への人の行き来がそれほどあるとは思えず、途中の駅の客が多そうである。
しかし長野〜松本などは運賃の安い高速バスが走っており、その他の区間もかなり高速バスに客を取られていそうである。がんばってほしい特急である。
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しらさぎ
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説明
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2000年11月 (北陸本線)
新幹線以外の特急
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[説明]
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基本
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事情
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補足1
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補足2
[基本]
名古屋もしくは米原から金沢まで至る電車特急である。名古屋−米原間は東海道本線を通り、その他の区間は北陸本線を通る。
停車駅は列車によって多少の差があるが、だいたいは尾張一宮、岐阜、大垣、米原、敦賀(つるが)、武生(たけふ)、鯖江(さばえ)、福井、芦原温泉(あわらおんせん)、加賀温泉、小松を経て金沢に至る。だいたい2時間に1本は走っている特急である。
[事情]
北陸−名古屋は北陸−関西間と違い、名神高速道路がそれほど混雑しないこともあって高速バスが多少発達しており、名古屋−福井、名古屋−金沢の本数が多い。
でももともとこの区間は行政的なつながりもあり、利用者は多いのでしらさぎも客は多い。もちろん米原−福井間は東京から福井に向かう客もかなりいる。
そんなこともあってこの特急は沿線に新幹線でもできない限りずっと続く特急であると思われる。
[補足1]
なお、2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては夜遅くのしらさぎに乗る際に午前0時をまわる可能性がある。
その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。
この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。
[補足2]
また、北陸新幹線の金沢への延伸と同時に、大阪〜松任(まっとう)から特急サンダーバードで金沢に向かい、金沢から特急能登かがり火もしくは別の特急サンダーバードで七尾線の宇野気(うのけ)〜和倉温泉に向かう場合、特急料金を北陸本線と七尾線で通算できるという特例ができた。
しかし、金沢まで乗る特急が特急しらさぎの場合、特急料金が通算可能なのは敦賀〜松任のみで、名古屋〜米原〜長浜から金沢まで乗った場合は通算できず、北陸本線と七尾線の特急券は別々に購入する必要がある。
注意すること。
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ソニック
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説明
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1999年2月その1 (日豊本線その4)
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[説明]
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基本
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事情
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補足1
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補足2
[基本]
おもに博多〜大分間を結ぶ特急である。
博多〜小倉は鹿児島本線、小倉から西小倉まで逆行し、西小倉〜大分は日豊本線を経由する。
一部佐伯(さいき)まで走る列車がある。
[事情]
競争相手の高速バスであるが、福岡と鹿児島を結ぶ高速道路の途中から大分方向に高速道路が延びており、その区間を通る高速バスが運行されていて運賃もソニックより安い。
しかしソニックは快適性および速度で高速バスを上回っており、福岡〜大分間に関してはかなり優位にあると言える。
車両は「強制式振り子列車」と呼ばれる、線路のカーブをすべて記憶しカーブの手前で車体を傾けてカーブであまりスピードを落とさずに走ることが可能な車両がおもに使われているが、一部別の車両が使われている列車もある。
この車両がカーブで曲がる際には車内の人がまっすぐに歩けないほど傾くため、乗りごこちが悪いと感じる人もいるのではないかと思われる。
だから振り子列車でない列車に当たったとしても、それはむしろ幸運かもしれないと思った方が良い。
[補足1]
なお大分から宮崎方面に進む場合、2012年3月17日より特急にちりんはすべて別府始発から大分始発に変更になったので、別府で降りずに大分までソニックに乗っていく必要がある。
また2011年3月から、JR九州は151キロ以上(博多〜大分など)の在来線特急料金を大幅に値下げしたが、それと引き替えに小倉や博多での新幹線との乗り継ぎ割引が廃止された。
このため、以前は特急ソニックで小倉まで来て山陽新幹線に乗り換える際ソニックの特急料金は乗り継ぎ割引で半額にすることが可能だった(大分で特急にちりんから乗り換えている場合、合算して払う分の特急料金も含めて)が、3月から不可能になった。
乗り継ぎ割引がないのがいやなら高速バスに乗ろう。
[補足2]
さらに、2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては夜遅くのソニックに乗る際に午前0時をまわる可能性がある。
その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。
この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。
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