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116.高千穂鉄道と南阿蘇鉄道・3日目

高速バス・熊本〜大阪

就寝前

熊本のバスターミナルから大阪行きの夜行バスに乗り込んだ。まずは発車である。

バス

このバスはインターチェンジに向かう前に何ヶ所か停車してお客を乗せていく。
そして高速に上がってからも何ヶ所か停車してお客を乗せるのである。けっこう各停留所で乗る客がいるようである。

いつもある、モニターの案内は最後の停留所でお客を乗せてからあるようである。
だからぼくはモニターの案内を見ようとがんばって起きていたのだが、なにしろムーンライトながら、深夜フェリーとずっと宿無しで来たので、ついに案内を見る前に眠ってしまった。

起床

起きるともう明るい。どうやら大阪の高速を通っているようだ。

そのうちOCATというバスターミナルに停車するという案内がある。
なんとそこは、高速から直接バスターミナルに寄ることができるような構造になっていた。便利な施設である。

そしてバスはまた進む。

到着

ぼくが降りるのは「あべの」という停留所である。ここはJR天王寺駅のそばなので鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを使うにはうってつけの停留所なのである。去年4月に吉野に向かうため大阪阿部野橋から近鉄に乗ったが、たぶんその駅のそばだろう。

バスは南に進み、大阪環状線を過ぎてもなお南に進んだ。ここはたぶん天下茶屋(てんがちゃや)のあたりだろうと思った。そして多少東に進み、左に曲がって北に進んでいく。

そしてようやくバスはあべのに到着した。読み通り、大阪阿部野橋駅前で、道を渡ればJR天王寺駅であった。

なんとか無事大阪まで来たので、ぼくは予定通り京阪の電車と男山のケーブルカーに乗るため環状線で京橋に向かうことにした。

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大阪環状線

天王寺駅

熊本から乗ってきた夜行のバスをあべので降りた。まずは横断歩道を渡って天王寺駅に行く。

おととい高知の須崎(すさき)まで使っていた鉄道の日記念・JR全線乗り放題パスの2日目にスタンプを押してもらって改札を通る。

天王寺駅は広いので迷いやすいが、なんとか大阪環状線ホームに来た。電車もやってきたので乗る。

朝の大阪環状線はたいして客もなく、すいすいと進んでいく。

京橋駅

京橋に近づくと、多少客が増えてきた。まあこんなものだろう。

大阪環状線の電車は、都会のはずだがそれほど都会っぽくない場所を進んでいく。

そして目的地、京橋に着いた。電車を降りる。

何度も来ている京橋だが、何度来てもここで片町線に乗り換えるのは迷う。まあ急ぐ旅でもないのでゆっくりと片町線ホームを探すことにした。

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片町線

京橋駅

天王寺から乗ってきた大阪環状線の電車を京橋で降りた。片町線に乗り換えよう。

相変わらずよくわからない通路を通ってなんとか1ヶ月ぶりの片町線ホームに来た。もっとも先月はJR東西線部分しか乗ってはいないけど。

京橋から木津寄りの片町線に乗るのは3年ぶりである。あの時は木津から京橋まで乗ったのだが、京橋から乗る場合、木津行きは数十分に1本だから、木津に行くなら電車を選ばなければならない。

しかしきょうは河内磐船(かわちいわふね)まで乗ればいい。片町線は京阪の電車と違い各駅停車ばかりなので来た電車に乗ればいいのだろう。まずはホームに来た電車に乗る。

京橋〜河内磐船

大阪環状線に比べれば客の数はたいしたことはない。電車は都会の中を発車する。

何駅か進んだが、片町線沿線はしばらく進んでも住宅がけっこう多い。森が広がる天王寺から東の関西本線や、空き地がけっこうある布施近辺の近鉄沿線とはけっこう違う。

なにしろ夜行3連で宿に泊まらずに旅行しているので疲れている。そんな中、ぼーっと景色を見ながら、なんとか河内磐船に着いたことを確認して降りた。なんとか改札に行き、鉄道の日記念きっぷを見せて改札を通った。まずは京阪の河内森(かわちもり)駅を探そう。

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京阪電鉄交野線

河内森〜私市

鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを見せて片町線の河内磐船(かわちいわふね)駅で降りてみた。

さて、京阪交野(かたの)線の河内森駅はどこにあるのだろう。

なんとなくまっすぐ進むとあるような気がして細い道を進んでみると、やっぱりちゃんとあった。

このままとなりの終点の私市(きさいち)駅まで歩いて行けるかなと思い、駅から南を見渡してみたが、小高い山があるくらいで、まっすぐ進む道はなさそうだった。

やっぱり私市までは電車で行こうと思い、河内森駅に戻って私市まできっぷを買い、電車で1駅進んでみた。

電車が到着したのでひとまず改札の外に出てみた。普通こういう終点の駅では車が停まれる場所がたくさんあって、降りた人が車に吸い込まれていくのが普通なような気がしたが、私市の駅は車も停まれない場所で、当然バス停も近くにはなかった。ひょっとしたら離れている場所にあるのかもしれないけど。

私市〜枚方市

さて、ぼくは今日の目的地、男山ケーブルの出る八幡市までのきっぷを買った。

そして停まっていた枚方市(ひらかたし)行きの電車に乗って発車を待った。

発車。電車は枚方市に向けて進んでいく。

もう旅行も3日目でかなり疲れていたが、なんとか景色を見ていた。しかし小高い山が続くばかりでそんなにおもしろい風景でもない。

あまりお客も乗ってこないまま、電車は枚方市に着いた。ここで乗り換えである。

枚方市〜八幡市

案内に従い出町柳(でまちやなぎ)方面のホームに着き、普通列車を待った。

来た電車に乗る。お客は多少いる。

見回すと、どのお客もスポーツ新聞を読んでいる。
ぼくはそれを見て、もしかしたら、このあたりに公営ギャンブル施設でもあるのかもしれないなあと思った。

そうこうするうちに電車は八幡市に着いたので電車を降りて、きっぷを渡して改札を出た。
「市」という文字があるわりにはほとんどお客がいなかった。午前中だからかもしれないなあと思った。さあ、男山ケーブルに向かおう。

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男山ケーブル

のぼり

枚方市(ひらかたし)から乗った電車を八幡市(やわたし)で降りた。さて男山ケーブルの登り口はどこだろう。

なんだかみやげもの屋っぽい場所の通路がある。進んでみると100メートルくらい先にケーブルカー乗り場があった。

往復乗車券を買ってケーブルカーに乗ってはみたが、お客が誰もいない。

それでもしばらく待っていると他の客が3人ほどやってきて出発である。

ケーブルカーは出発するといったんトンネルに入った。しばらくトンネルの中を進む、それからトンネルの外に出た。斜面をのぼっていく。

山が近くに迫っており、あまりながめがいい路線ではなかった。そのまま山上駅に到着した。

オブジェ

山上駅は、まわりに何もない駅であった。福岡県の帆柱(ほばしら)ケーブルも同じように何もなかった駅だったので、こういう駅もめずらしくないのだろう。

帆柱の時は時間がなかったのですぐに引き返してしまったが、今日は時間があるので歩くことにした。何かあるかもしれない。

徒歩

しばらく歩くと何か変な形のオブジェがあった。

東京都内とか、いろいろなところにこういうオブジェを見かける。芸術家を育成しようとしているのかもしれない。

神社

さらに進むと左手に進む道があり、さらに進むとまた左に曲がる道があった。ケーブルの山上駅の方向に引き返すかっこうになる。

進んでいくとけっこう大きな神社があった。こんな山の上に神社があるとはすごいなあと思った。こんな山の上だと日曜日でもお客が少ないようだ。

さいせんを5円入れてまたケーブルカーの駅に向かった。

くだりのケーブルカーはさらに客が少なく、2人であった。発車すると森でおおわれた山が見えて、そのうちトンネルに入る。トンネルを抜けると山麓の駅に到着である。

けっこう時間がかかった。とりあえず予定通り京阪で宇治に行ってから東京に帰ろうと思い、また閑散としたみやげもの屋通りを進んで京阪の八幡市駅に戻ってきた。さあ、京阪宇治まできっぷを買おう。

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京阪電鉄宇治線

八幡市〜淀

男山ケーブルから降りてきたぼくは、八幡市の駅の自動券売機で京阪宇治までのきっぷを買い、改札をぬけて出町柳方面のホームにやってきた。しばらく待つと電車がやってきた。

電車はものすごく混雑していた。

なんとか乗り込んだ。

見ると、スポーツ新聞を持った中年の男性が多い。
どこかに公営ギャンブル施設でもあるのかな、と思った。

淀〜中書島

そして電車はとなりの駅、淀(よど)に着いた。
お客はゾロゾロと降りていった。

どうやら公営ギャンブル施設があるのはこの駅のようだ。なかなか大盛況のようである。

競馬場

お客はかなり降りたが、すわれるほどではなく、また電車は発車していく。
そして電車は中書島(ちゅうしょじま)に着いた。ここで京阪宇治行きに乗り換えだ。

中書島〜京阪宇治

通路を進むと京阪宇治行きホームに出た。今度は楽にすわれそうだ。
電車は発車した。畑が広がっているが、畑ばかりというわけではなく、適度に家並みが見える。
なかなかいなか過ぎず都会過ぎずいい景色である。

そのまま電車は終点、京阪宇治に着いた。
電車を降り、自動改札にきっぷを通して駅の外に出た。さて、奈良線に乗り換えて京都に行こう。

京阪〜JR

振り返って京阪宇治駅を良く見ると、交差するレールがある。どうやらJR奈良線のレールのようだ。
京阪と交差しているのに、JRの駅はここにはないのである。けっこうこういう場所って東京でも大阪でも、全国にあるなあと思った。

とりあえず奈良線のレールに沿って奈良方向に向かう。
なんとかJR宇治駅が見つかった。とともに、ローソンを見つけた。
ぼくはまだ朝食を食べていないことを思い出し、ローソンに寄って朝食を買った。

ぼくは宇治駅のホームに入ってから朝食を食べようと思い、鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを取り出した。

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奈良線

旅行記本文

JRの宇治駅の駅前のローソンで朝食を買い、鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを見せて改札を通った。あとは東京まで帰るだけである。

京都行きの電車まで時間があるのでホームのいすにすわって朝食を食べる。鉄道の旅行ではこんなことがけっこう多い。

しばらく待っていると京都行きの奈良線電車がやってきた。席が空いている。ぼくはすわると安心して眠ってしまった。

気がつくと車掌さんに起こされた。もう京都だということだ。こんなこともめずらしくない。

新快速で米原で起きられなくて長浜まで連れていかれちゃったらいやだなあと思いながら、今年新しくなった京都駅の通路を通って新快速のホームに向かった。

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東海道本線その2

京都〜野洲

宇治から乗ってきた電車を京都で降りて、階段を上がっておりて米原方面のホームに来た。

しかし、次に来る新快速は途中の野洲(やす)止まりの列車だった。でも長浜行きは京都ではすわれないことが多いから野洲行きに乗り、すわって行こうと思った。

京都ではすわれなかったが、じきにすわれた。すわると宇治からの電車に続いてここでも眠ってしまう。

そしてまた車掌さんに起こされた。もう野洲である。ホームに降りて長浜行きを待つ。

やってきた。席はうまっている。野洲行きに乗っておいて良かった。

野洲〜名古屋

しばらく立っていたが、じきにすわれた。でもそれほど時間がかからずに米原に着いてしまった。さあ、大垣行きに乗り換えよう。

最近米原から東京に帰る時は関ヶ原で降りて、関ヶ原始発の豊橋行き新快速に乗り換えることが多いが、きょうは大垣まで行こう。

そのわけだが、先月名古屋駅で見つけたおばさんだらけの食堂にまた寄りたいからだ。そんなわけで大垣行きに乗る。1時間に1本だけなのでかなり混雑しており、すわれずに山々をながめる。もうこのあたりの景色を見るのも10回を超えてしまった。

大垣到着。豊橋行きに乗り換えだ。やはりすわれないが、名古屋で降りるのでそれほど苦にはならない。岐阜と愛知の平野を新快速はすいすい進み、名古屋に着いた。ここで降りる。

昼食

先月に寄った食堂を探す。いろいろ迷ってなんとか見つけた。そして先月にも頼んだ「唐揚げセット定食」を頼んだ。

今日も腰の曲がったおばあちゃんが店の制服を着て店内をうろうろしている。いい店だなあと思いながら待つ。定食がやってきた。

食堂

うーん、いいエビフライだなあ。鶏の唐揚げもいい。今日もうまいめしが食べられた。また名古屋に来た時は寄りたいな、と思いながらまた鉄道の日記念きっぷで改札を通って豊橋方面のホームに戻る。

名古屋〜浜松

新快速がやってきたので乗る。立って進む。

このまま豊橋まで進むと浜松行きに乗り換えるのに階段をのぼったりおりたりしなければならないことがわかっている。新快速は途中で浜松行き各駅停車の電車を追い越すことがわかっているから、時刻表を見てどこで乗り換えればいいか調べる。

きょうは安城(あんじょう)でいいようだ。安城に着いた。向かいに浜松行きが停車していた。乗り換える。オールロングシートの電車だ。あとはたちまち眠ってしまう。

客がどやどやと乗ってきたような気がした。豊橋だろう。ずっと混雑したまま進んでいく。なにしろ夜行3連泊なので眠っていこう。そのまま浜松に着いた。

帰宅

次に沼津行きに乗り換えである。ボックスシートとロングシートのある電車だ。もちろんぼくはロングシートにすわり、そのまままた眠る。

目が覚めた。なんとか沼津に着いたようだ。さあ、東京行きに乗り換えだ。東京行きは車両数が多いので必ずすわれる。

丹那トンネルをくぐって熱海に着いた。ここからは太平洋が見える。今日もいい海である。

小田原で快速アクティーに乗り換えである。これで今日は夜7時ごろにはアパートに着けそうだ。

3日間、かなり疲れた旅行だったなあと思い起こしながらアパートに帰っていった。まだ鉄道の日記念きっぷは1日分残っているから、来週あたり群馬県の安中まで行って、安中榛名駅まで歩いてみようと思った。

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