90.木次線と三江線三次・備後落合・出雲市・出雲大社前・江津 |
97.寝台特急出雲・錦帯橋・ひかりレールスター松江・備後落合・宮島口・岩国・新大阪 |
99.芸備線・福塩線・瀬戸大橋・津山線広島・三次・宇野・高松・津山 |
101.境線と水島臨海鉄道米子・境港・亀嵩・三菱自工前 |
山陽本線の広島駅から北東に進み、三次(みよし)駅で向きを東に変え、備後庄原、備後落合を通り、向きをやや南東に変えて東城(とうじょう)を通り、伯備(はくび)線の備中神代(びっちゅうこうじろ)に至る非電化路線である。
備中神代を通る列車はすべて2駅となりの新見(にいみ)まで乗り入れている。
以前はこの路線の広島から備後落合まで「ちどり」「たいしゃく」という急行が走っていたが、2002年3月をもってこれらの急行は廃止されてしまった。
ただ1つ残った広島〜三次間の「みよし」という急行も2007年6月30日に廃止され、快速が走るだけになってしまった。
沿線に男子校があるらしく、広島に近い場所ではかなり混雑するため広島〜狩留家(かるが)間では1時間に何本も列車が走っているが、狩留家〜三次間は1時間に1本、三次〜備後落合間は2〜3時間に1本しか列車が無く、さらに備後落合〜備中神代間は1日に数本しか列車が無い。
沿線は中国自動車道も開通して車社会が発達しており、なかなかきびしい路線である。
2018年から一年数ヶ月の間、水害のため途中の狩留家(かるが)〜中三田(なかみた)間が不通になっていたが(狩留家・中三田は広島〜三次間の駅)、2019年に復旧した。
85.熱海のすかいらーくと特急あやめ熊谷・高麗川・熱海・成田空港・鹿島神宮 |
86.青梅線・五日市線・久留里線奥多摩・武蔵五日市・川越・安房鴨川・上総亀山 |
以下の3つの区間から構成される路線である。
(1) 東海道新幹線の東京駅から南東に進み、日比谷線の八丁堀駅、有楽町線および東京臨海高速鉄道の新木場駅に進み、進路を東寄りに変えて、舞浜リゾートラインのリゾートゲートウェイ・ステーション駅の近くにある舞浜駅、市川塩浜駅、南船橋駅、新習志野駅、海浜幕張駅、千葉都市モノレールの千葉みなと駅を通り、外房線および内房線の蘇我(そが)駅に至る区間。
(2) (1)の市川塩浜駅から、総武本線の西船橋駅に至る区間。
(3) (1)の南船橋駅から、総武本線の西船橋駅に至る区間。
いずれも電化されている。
この路線の開業は昭和末期〜平成初期と遅く、一部区間はもともと貨物線だった。以下の変遷を経て全線開通に至っている。
(a) 1986年3月3日:(3)の区間および(1)の南船橋〜千葉みなと(開業当時の駅名は千葉港)が旅客営業開始
(b) 1988年12月1日:(2)の区間および(1)の新木場〜南船橋および千葉みなと〜蘇我が旅客営業開始
(c) 1990年3月10日:(1)の東京〜新木場が旅客営業開始
さらに、東京と君津を結ぶ特急さざなみ(土日は館山まで延長運転)と東京と安房鴨川を結ぶ特急わかしおは、総武本線東京〜錦糸町間の開業以来約20年間東京〜千葉間は総武本線を通っていたが、京葉線の全線開業から数年後、東京〜蘇我間は京葉線を走ることになり、千葉駅は通らなくなった。
さざなみ・わかしお以外はほとんど普通列車だが、臨時の急行や特急が走ることもあり、君津・館山・安房鴨川以外の行き先である列車が走ることもあるので時刻表には注意しておきたいものである。
普通列車は(1)の区間を走る電車が多いが、新習志野に車庫があるらしく、東京〜新習志野間、新習志野〜蘇我間を電車が走る時間帯がある。
また、(2)の区間を走る電車は東京から西船橋まで走った後で武蔵野線に乗り入れ、最長で府中本町まで走っている。
(3)の区間を走る電車は、海浜幕張・新習志野・南船橋のいずれかの駅から同様に府中本町まで走る電車もあるが、2010年代に入って1日数往復、大宮に乗り入れる快速しもうさ号も走るようになった。
武蔵野線で西船橋まで進み、さらにそこから南船橋経由で蘇我まで進み、内房線に乗り入れる臨時の快速もある。
普通列車には各駅停車のほか、一部の駅に停車しない快速列車がある。どの駅に停車しないかは全国版の時刻表では確認がむずかしいので、東京時刻表がない場合現地で停車しない駅を確認した方がいい。
この路線は日本でもっとも成功しているテーマパークである東京ディズニーリゾートなど、数々の人気スポットが沿線にあり、乗客はとても多い。
しかし風に弱く、ちょっとした風ですぐに運休してしまうのが難点である。
また、東京駅の構造が災いし、東京駅で京葉線に乗り換えるのがとても不便なことも特徴である。東京駅以外の乗り換えは東京駅ほど不便ではないのでそれなりに乗り換え客もおり、さらに全線開通後は沿線に引っ越してくる企業も多い。とりあえず廃止される心配は全くない路線である。
122.札幌雪祭りと北海道旅行札幌・稚内・網走・久慈・盛 |
石巻線の前谷地(まえやち)から北東寄りに進み、数駅進んで柳津(やないづ)に至る非電化路線である。
普通列車のみ数時間に1本走っている。沿線は人家の少ない地域を走っており、それほど道路も便利ではないのだが車社会となっている。そのため利用客は高校生が中心であると思われる。
以前は柳津から志津川(しづがわ)、本吉(もとよし)を通り、大船渡線の気仙沼(けせんぬま)駅までの区間も気仙沼線の一部だったが、この区間は津波により路盤が流出したため、2013年前後からBRTと呼ばれる、路線がもとあった場所にバスを走らせる運行を開始している。
運行経路は鉄道が走っていた場所から離れているようである。未確認なので現在の運行状況がどうなっているかはみなさんの方で確認してください。
2015年になって、BRTは鉄道として残っている柳津から前谷地までも追加で走るようになった。ただし途中駅には停車しない。BRT区間はいまのところ青春18きっぷでも乗れることになっている。
その後2016年に柳津〜気仙沼は鉄道としての復旧を断念することになった。
80.たまったマイルでケーブルカー長尾・造田・八栗・屋島・栗林 |
113.香川と徳島の旅行京都・鳴門・琴平・和田山・敦賀 |
香川県の高松駅から栗林(りつりん)、志度(しど)、引田(ひけた)、池谷(いけのたに)を通って徳島駅に至る非電化路線である。
高徳線を走っている特急は特急うずしおのみである。
高徳線は高松近郊および徳島近郊でお客が多く、県境付近ではお客が少ない。
普通列車数はこのお客の数に合わせて、高松〜引田間および板野〜徳島間では約30分〜1時間に1本列車があるが、引田〜板野間は列車数が1時間〜4時間と間隔が開いている。
景色としては、高松の近くと徳島の近くでは平野を走り、香川・徳島の県境近くで山の上の瀬戸内海が見える場所を走る。
海の見える場所なので昼間通るのがおすすめである。
98.はじめての夜行バス・加古川線坂本・木津・谷川・加古川・姫路 |
112.ムーンライト九州と新宮夜行北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原 |
118.京都と金沢の旅行京都・丸太町・二条・金沢・宮内 |
127.関西のケーブルカー旅行その2ウッディタウン中央・三木・鞍馬・比叡山坂本・二条 |
東海道本線の山科(やましな)駅から北の方に進み、比叡山坂本(ひえいざんさかもと)、堅田(かただ)、近江舞子(おうみまいこ)、近江今津(おうみいまづ)、永原(ながはら)を通って北陸本線の近江塩津(おうみしおつ)に至る、ほぼ全域滋賀県を通る電化路線である。
ほとんど高架でまっすぐな路線で、大阪と金沢などを結ぶ特急列車がばりばり通る路線である。
昔はこれらの特急は米原経由で走っていたが、時間短縮のため近道の路線をつくったわけである。
2006年に念願の永原〜近江塩津間を含む区間の直流電化が完成し、湖西線の普通列車は約4時間に1本だったのが1時間に1本に大幅に増加した。
従来大阪京都方面から北陸に、青春18きっぷ等普通列車で行く場合、湖西線は使わず米原長浜を経由して進むのが便利であったが、2006年12月から、湖西線経由の敦賀直通の新快速を使うのが便利になった。
それと引き替えに、近江今津から福井に直通する電車は減っている。
沿線は琵琶湖と高い山にはさまれたせまい土地であるが、京都・大阪の方に通う人たちがたくさん利用しているようである。北陸地方と大阪を行き来する客も多い。
11.酒井美紀ちゃんと握手新静岡・新清水・川崎 |
15.トクトクきっぷで西鹿島松田・浜松・西鹿島 |
38.はじめての芦ノ湖三島・箱根町・桃源台・御殿場 |
東海道本線の国府津(こうづ)駅から分岐して北西に進み、松田、山北を通って西へ、さらに南に向きを変え、御殿場(ごてんば)、裾野(すその)を通って東海道本線の沼津駅に至る電化路線である。
その昔、東海道本線の熱海〜函南(かんなみ)間を結ぶ丹那(たんな)トンネルができるまでは、国府津〜熱海間は熱海線と呼ばれ、今の御殿場線が東海道本線の一部だった。
丹那トンネルが完成し、東京〜沼津を通過する優等列車はすべて御殿場は通らなくなった。
しかし御殿場は静岡でも有数の人口集積地であり、東名高速道路もほぼ御殿場線に沿って通っている。そのため単線化はされたものの今でも電化路線として残っている。
以前は松田〜沼津間に新宿から小田急線経由の特急あさぎりが乗り入れていたが、残念ながら2012年3月16日をもってこのうち御殿場〜沼津間の運行をやめてしまい、3月17日からは松田〜御殿場間のみの乗り入れとなっている(その後あさぎりは「特急ふじさん」に名称変更)。
高校生がおもな乗客である路線である。
67.若松の渡し船・平成筑豊鉄道西戸崎・若松・企救丘・田川後藤寺・行橋 |
筑豊本線の新飯塚駅から、日田彦山線と平成筑豊鉄道が交差する駅の1つである田川後藤寺(たがわごとうじ)に至る路線である。
ローカル線であり、なぜJRのまま残されたのか不思議であるが、貨物列車でも走っているからなのかもしれない。
72.五能線と山寺弘前・秋田・山寺 |
87.五能線の海・松本電鉄東武宇都宮・弘前・大湊・酒田・新島々 |
111.青森・十和田ミニ周遊券旅行七戸・十和田市・津軽中里・大畑・三厩 |
奥羽本線の東能代(ひがしのしろ)から分岐していったん西に進んで能代に進み、日本海沿いに北に向きを変えて十二湖、艫作(へなし)と進み、東に向きを変えて深浦、千畳敷と進み、南東に向きを変えて五所川原(ごしょがわら)を通って奥羽本線の川部(かわべ)に至る非電化路線である。
川部に来るかなりの列車は奥羽本線の弘前(ひろさき)駅に乗り入れているのだが、逆方向に進んで青森に乗り入れるディーゼル車もある。
定期の列車は普通列車しかないのだが、現在は「リゾートしらかみ」と呼ばれる臨時で全車指定席の快速列車が走っており、観光客に人気である。
リゾートしらかみは人気があるため本数も夏は3往復に増えている。
しかし観光客を除くと高校生が通学で使うくらいで、普通列車の数は東能代〜能代間は約1時間に1本、川部〜五所川原間は2〜3時間に1本であるがその他の区間は数時間に1本である。
以前は五能線乗り放題のきっぷがあったようなのだが、今もあるかどうかはわからない。JR東日本のウェブサイトに情報が載っているかもしれない。