41.ムーンライトで左沢新津・坂町・山形・左沢・高畠 |
50.浜松町から角館に向かうバス浜松町・角館・大曲・横手 |
66.雪の函館江差・函館どっく前・中央弘前・秋田 |
72.五能線と山寺弘前・秋田・山寺 |
74.新幹線は八戸へ新花巻・本八戸・大曲・新庄 |
76.男鹿線の虹・東三条のラーメン盛岡・大館・男鹿・東三条・弥彦 |
77.岩泉線・仙台の深夜散歩釜石・岩泉・泉中央・女川・秋田 |
78.秋田と宮城のローカル線角館・鷹ノ巣・矢島・細倉マインパーク前 |
87.五能線の海・松本電鉄東武宇都宮・弘前・大湊・酒田・新島々 |
111.青森・十和田ミニ周遊券旅行七戸・十和田市・津軽中里・大畑・三厩 |
119.最後から二番目の逃亡旅行福井・函館・根室・網走・竜飛海底 |
121.遠野とほっとゆだ一ノ関・釜石・遠野・ほっとゆだ・村上 |
122.札幌雪祭りと北海道旅行札幌・稚内・網走・久慈・盛 |
132.仙石線と只見線鳴子温泉・東塩釜・あおば通・会津若松・小出 |
福島駅から米沢、山形、新庄、大曲、秋田、大館、弘前、東北新幹線および北海道新幹線の新青森を経由して青森に至る電化路線である。
福島から新庄までは山形新幹線としても使われているため新幹線と同じ標準軌(1435mm軌間)であり、仙山線が乗り入れる山形〜羽前千歳間は別に狭軌(1067mm軌間)のレールがある。
大曲から秋田までは秋田新幹線としても使われているため標準軌と狭軌で複線にしている(一部3線軌区間あり)。
新庄〜大曲、秋田〜青森は狭軌である。
このため新庄の南北で列車の乗り入れが不可能になっている。貨物列車も秋田〜青森以外走っていない。
以前は上野から東北本線、仙山線で山形に行き、そこから奥羽本線経由で青森に至る急行津軽があったが、山形〜新庄間が標準軌となってしまった今となってはもう走ることができなくなってしまった。新潟経由で走らせる計画もなさそうである。
新幹線車両を利用したつばさ・こまち以外の特急は、秋田〜青森間を走る特急つがるがある。
以前は新青森〜青森〜函館を走る特急白鳥・スーパー白鳥があったが、2016年3月の北海道新幹線開業数日前に廃止になった。
さらに以前、上野〜青森間を奥羽本線経由で走る寝台特急あけぼのがあったのだが、2014年3月14日をもって廃止になってしまった。
あけぼの廃止に伴い2014年3月15日から上り下りともに秋田〜青森間であけぼのが走っていたのとほぼ同じダイヤで特急つがるが1往復増発されていたが、2016年3月につがるは減便となり、あけぼのとほぼ同じダイヤだったつがるが上り下りともに廃止になっている。
さらに以前、新潟〜秋田間を走る特急いなほが1往復のみ奥羽本線経由で青森まで乗り入れていたが、2010年12月をもって秋田止まりとなり、奥羽本線への乗り入れはなくなった。
普通列車は米沢〜新庄や秋田近郊、弘前〜青森で多く走っているが、それ以外の区間では数時間間隔があいてしまう区間がある。特に福島〜米沢間や大館〜弘前間で普通列車の数がとても少ない。
このようにそれほど便利でない路線であるが、ミニ新幹線だからJRのままでいられるのであって、もしも北陸新幹線や東北新幹線盛岡〜新青森間のようにフル規格になったらこの奥羽本線も運賃の高い第三セクターになっていたかもしれないと思うと、まあしかたがないのかなという気もする。
なお、青い森鉄道は、
・青森までの奥羽本線
・青い森鉄道の青森〜野辺地間
・野辺地からの大湊線
を直通する場合、「奥羽本線を含む運賃計算キロ」と「大湊線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、青森〜野辺地間の運賃を加算することができるが、無条件にこのような運賃計算が可能なのは上記の場合のみで、野辺地から青い森鉄道に乗り続けて八戸まで進んで八戸線・東北新幹線に乗り換える場合で、なおかつ北海道新幹線の奥津軽いまべつ方向から新青森経由で青森・野辺地・八戸と進む場合は、あくまでも、
・青森までのJR運賃
・八戸からのJR運賃
・青森〜八戸間の運賃
を加算した分運賃が必要になる。
上記以外の場合(八戸から目時経由で好摩・盛岡に向かう場合など)も、川部から先、もしくは好摩・盛岡から先があまりにも遠距離になると条件つきになる。
詳細は以下のサイトを参照のこと。
JR 連絡運輸 取扱会社線一覧表 | JRと私鉄の通過連絡運輸について説明しているページです。 |
---|
10.西武の新交通拝島・西武遊園地・西武球場前・西武園 |
64.はじめての一般周遊券筑波神社前・宮脇・御嶽 |
86.青梅線・五日市線・久留里線奥多摩・武蔵五日市・川越・安房鴨川・上総亀山 |
125.二度目の東京ミニ周遊券旅行三保の松原・大宮・柏・横須賀・御前崎 |
なお中央本線の立川駅から北西に進み、八高線の拝島(はいじま)駅を通り、青梅(おうめ)、御獄(みたけ)と進んで終点奥多摩に至る電化路線である。
沿線には西立川に昭和記念公園、御獄にはケーブルカーなど観光地が多く、観光路線かと思っていたら、多摩川の砂利などを運搬するための貨物列車路線という側面も持っていて、役割の多い路線である。
東京は地価が高いので青梅線沿線から通勤する人も多いようだ。
電車は立川から青梅まではけっこうひんぱんに走っているが、その先奥多摩まではかなり電車の数が少なくなる。2016年3月までは、昼間でも30分に一本は電車があったが、2016年3月から45分に一本になった。
また、拝島から五日市線に入り武蔵五日市をめざす電車や、同じく拝島から八高線・川越線経由で高麗川(こまがわ)・川越をめざす電車がある。
立川から先、中央本線に乗り入れて東京まで行っている電車もある。たいてい「青梅特快」という、立川から中野までの間国分寺・三鷹しか停車しない電車である。
立川から南武線に乗り入れる電車もあるが臨時列車で、土日の限られた日に1往復するかしないか程度しか走らない。
その代わり貨物列車はすべて南武線に乗り入れて浜川崎の方に進んでいるとのことである。
青梅線から南武線に乗り入れる電車が通る貨物線が西立川と立川の間に走っていて、貨物列車と南武線直通列車が上り下りとも走るほか、青梅特快も青梅行きはこの貨物線を走る。
立川で中央本線と立体交差していておもしろい路線である。
ただし沿線は大雨が降ると御獄〜奥多摩間が不通になることがしばしばあるとのことである。奥多摩に近いところでは単線で、無人駅も多く、そのわりに電車に巡回する車掌がいたり整理券があったりするわけでもないので、なんとなくキセルが多そうな路線である。
日々無事に運行されるよう願いたいものである。
2019年3月18日から、平日に一日一往復、全車指定席の特急おうめが東京〜青梅間に走るようになり、さらに2020年3月16日から青梅行きのみ一本増えた。
東京行きは早朝であり、青梅行きは夕刻に一本で、もう一本は深夜に新宿を出る電車で青梅到着時刻は深夜0時直前である。
この特急と引き換えに、従来走っていた「青梅ライナー」が廃止されており、運賃とは別にかかる料金も上がっており、それでもどうしてもすわりたい人が乗る特急なのだろうと思われる。
91.立山・黒部アルペンルートと特急白山信濃大町・室堂・和倉温泉・氷見・城端 |
96.加賀一の宮と大糸線寺井(現在の能美根上)・加賀一の宮・糸魚川・松本 |
109.万葉線と高山から松本に向かうバス白馬・高岡・越ノ潟・高山・松本 |
篠ノ井線の松本駅から北に進んで北陸新幹線の糸魚川(いといがわ)駅に至る路線である。
松本駅から途中の南小谷(みなみおたり)駅までが電化路線で、南小谷駅から糸魚川駅までが非電化路線である。
また、この電化区間がJR東日本、非電化区間がJR西日本となっている。
電化区間は特急が走る路線で、おもに新宿から中央本線・篠ノ井線経由で乗り入れている。
列車数も多く、普通列車と特急を合わせるとだいたい2時間に1本以上は走っている。
非電化区間は原則として普通列車のみの路線である。列車数は少なく、1日数往復しか走っていない。
以前は冬季に大阪から糸魚川経由でスキー客用の臨時列車が走ることがあった。
また、この区間は1990年代後半に水害に遭い、数年かけて水害に遭った姫川(ひめかわ)に大規模な堤防工事を施している。そのため大糸線からの景観はすっかり変わってしまった。
この路線の電化区間は、夏は登山客、冬はスキー客などでにぎわう路線であるが、非電化区間は電化区間ほどの客はなく、その気になれば水害時の廃止も懸念されていた。
しかし堤防工事の力の入れ具合からして廃止は考えていないようである。非電化区間には温泉もあり、けっこう客がいるようである。もっとも客の大半は自家用車を使っているようである。
なお、えちごトキめき鉄道では、
・糸魚川までの大糸線
・えちごトキめき鉄道の糸魚川〜直江津間
・直江津からの信越本線
を直通する場合、「大糸線を含む運賃計算キロ」と「信越本線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、糸魚川〜直江津間の運賃を加算して運賃を計算するルールが北陸新幹線開業とともに可能になった。
ただしこのルールが適用可能なのは糸魚川からはここだけで、市振方向もしくは糸魚川から直江津経由で上越妙高方向に進む場合、たとえば、
・糸魚川までの大糸線
・えちごトキめき鉄道の糸魚川〜市振間
・あいの風とやま鉄道の市振〜富山間
・富山からの高山本線
を直通する場合、「大糸線を含む運賃計算キロ」と「高山本線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、糸魚川〜富山間の運賃を加算する、といったことはできない。
詳細は以下のサイトを参照のこと。
JR 連絡運輸 取扱会社線一覧表 | JRと私鉄の通過連絡運輸について説明しているページです。 |
---|
5.名古屋と京都に停まらないのぞみ吉野(奈良)・高野山 |
40.大阪パフォーマンスドールと握手大阪・京橋 |
65.最後の往復割引航空券日生中央・武庫川団地前・西田原本・浜寺公園・汐見橋 |
70.明石海峡大橋を渡る・インターチェンジは大混雑長野・JR難波・洲本・新宮・串本 |
79.関西のケーブルカーと水間鉄道高安山・甲陽園・六甲山上・箕面・水間 |
98.はじめての夜行バス・加古川線坂本・木津・谷川・加古川・姫路 |
108.大阪めぐりと筑豊本線の客車大阪・大阪城北詰・神戸・直方・海の中道 |
115.急行砂丘と急行かすが鳥取・福知山・天橋立・門真市・奈良 |
116.高千穂鉄道と南阿蘇鉄道伊野・宿毛・高千穂・高森・私市 |
120.ごめんなはり線とサンライズ瀬戸摩耶ケーブル・新今宮・奈半利・琴平・坂出 |
124.ムーンライト八重垣と博多南駅八尾南・南巽・出雲市・宇美・博多南 |
東海道線の大阪駅から京橋、鶴橋、天王寺、大正、西九条を通り、大阪駅に戻ってくる循環路線である。
厳密に言えばJRに循環路線はこれ1本しかない。東京の山手線の正式なルートは品川〜渋谷〜新宿〜池袋〜田端までで、品川〜東京は東海道線、東京〜田端は東北本線だからだ。
残念ながら大阪の繁華街は大阪環状線の内側の、環状線からかなり離れた場所にあるので、地下鉄の方が繁華街に行くには便利なようである。だから地下鉄の御堂筋線に比べるとお客は少なく、線路沿いに繁華街のある山手線とはかなり違っている。
また山手線と違い、山手貨物線のような別線が設けられているわけではなく、関西本線や阪和線が直接天王寺から環状線の大正方面に乗り入れて来ることができる線路構造になっている。
121.遠野とほっとゆだ一ノ関・釜石・遠野・ほっとゆだ・村上 |
122.札幌雪祭りと北海道旅行札幌・稚内・網走・久慈・盛 |
東北本線・東北新幹線の一ノ関駅から東に進み、北に進んだり南に進んだりして岩手県から宮城県に入って、漁港の近くにある気仙沼(けせんぬま)駅に至る非電化路線である。
以前は気仙沼から、気仙沼の北東にある三陸鉄道南リアス線の盛(さかり)駅までも大船渡線の一部であったが、この区間は津波により路盤が流出したため、2013年からBRTと呼ばれる、路線がもとあった場所にバスを走らせる運行を開始し、その後鉄道としての復旧を断念することになった。
大船渡線は北に進んだり南に進んだりしてお客の多い場所でたんねんに客を拾っているだけあってかなりお客は多い。道路交通が不便なだけあって、高校生だけでなく地元客・観光客・ビジネス客なども多い。
普通列車が2〜3時間に1本ほど走っている。ここ数年の間、全国の鉄道はJRも私鉄も多くの場所が廃止されており、この路線も油断できないのではないかと思われる。
87.五能線の海・松本電鉄東武宇都宮・弘前・大湊・酒田・新島々 |
111.青森・十和田ミニ周遊券旅行七戸・十和田市・津軽中里・大畑・三厩 |
青い森鉄道の野辺地(のへじ)駅から北に進み、陸奥横浜、下北(しもきた)を経て大湊(おおみなと)に至る非電化路線である。
普通列車のみ走っているが、朝晩を除くと快速列車が多く、各駅停車はそれほど走っていない。
沿線は大きな道路がないため鉄道を使う人はかなり多い。冬季の積雪時には積雪がない時期より客が多くなりそうである。
沿線は恐山、尻屋崎、大間崎など観光地は多いが、観光バスで来る客が多いせいかそれほどこれらの観光地におもむく客が大湊線に乗ることは少ないようである。
2010年12月の東北新幹線延伸まで野辺地は東北本線の駅だったが、延伸と同時に青い森鉄道になった。これに伴い快速が増え、「快速リゾートあすなろ」という新しそうな快速も走ることになった。青い森鉄道になっても大湊線から青森方向、八戸方向に乗り入れるディーゼル車は多そうである(以前は大湊線から新青森にも乗り入れていたが、2017年ごろから乗り入れなくなった)。
野辺地に最も近い新幹線駅である七戸十和田駅から大湊線沿線には、以前はバスが通っていたが、いつのまにか廃止されてしまい、現在は七戸十和田から野辺地のみで、しかも最大三時間おきである。
やはり沿線に向かうには八戸か新青森(青森)から青い森鉄道経由で向かうより方法がないようであり、大湊線はそれなりに客が残ると思われる。
なお、青い森鉄道では、
・野辺地までの大湊線
・青い森鉄道の野辺地〜青森間
・青森からの奥羽本線もしくは津軽線
を直通する場合、「大湊線を含む運賃計算キロ」と「青森からのJR線を含む運賃計算キロ」を合算して運賃を計算し、野辺地〜青森間の運賃を加算して運賃を計算することが可能である。
ただしこのルールが適用可能なのは野辺地からは上記の場合、もしくは八戸まで行って八戸線もしくは東北新幹線に乗り換える場合だけで、八戸から目時経由で好摩・盛岡方向に進む場合、好摩や盛岡から先があまりにも遠距離になる場合条件付きとなる。
詳細は以下のサイトを参照のこと。
JR 連絡運輸 取扱会社線一覧表 | JRと私鉄の通過連絡運輸について説明しているページです。 |
---|
114.松山の市電と九州の西友道後温泉・光岡・佐賀・諫早・嵐山 |
128.最後の一般周遊券旅行西唐津・たびら平戸口・加津佐・甘木・太宰府 |
長崎県、長崎本線の諫早(いさはや)駅から同じ長崎県、佐世保線の早岐(はいき)駅に至る路線である。
早岐〜ハウステンボス間のみ電化されており、残りの区間は全区間非電化の路線である。
ハウステンボスがかなり著名な観光地に育っているので、かなりお客の多い路線となっている。
長崎〜佐世保間の列車も多い。
一時期特急シーボルトが運行されていたが、いつのまにか廃止されてしまった。
よほどお客が少なかったのであろう。
シーボルトが廃止された後も快速「シーサイドライナー」は従来通り走っており、ピッカピカの車両を使っている。
海が見えて景色も良い路線である。
なんでも長崎本線の肥前山口〜諫早間は後からできた路線で、大昔は鳥栖〜長崎間は大村線経由で結ばれていたらしい。実際肥前山口〜諫早間が完成しても、しばらくの間大村線経由で走る夜行快速列車が通っていたという話である。
なお2011年3月から、JR九州は在来線特急料金を若干値下げしたが、それと引き替えに小倉や博多での新幹線との乗り継ぎ割引が廃止された。
このため、以前は特急ハウステンボスで博多まで来て山陽新幹線に乗り換える際ハウステンボスの特急料金は乗り継ぎ割引で半額にすることが可能だったが、3月から不可能になった。
乗り継ぎ割引がないのがいやなら高速バスに乗ろう。
76.男鹿線の虹・東三条のラーメン盛岡・大館・男鹿・東三条・弥彦 |
奥羽本線の追分(おいわけ)駅から西に進み、男鹿(おが)駅に至る、全区間秋田県内を走る路線である。
すべての列車は追分駅から奥羽本線に乗り入れて秋田駅に至っている。
それなりに列車の本数は多く、第三セクターになってしまった秋田県のほかの路線よりは客が多いと思われるが、基本的には行き止まりの男鹿半島(おがはんとう)の南側を途中まで進むだけの路線なので、高校生がおもなお客であると思われる。
男鹿半島のさらに先に行くのも、自家用車を使ったり、秋田駅でレンタカーでも借りて行ったり、観光バスでも使って行く客が多いと思われ、男鹿線から乗り継いで行く客は少ないと思われる。
2010年11月まで使えて、往復寝台特急あけぼのを使うことも可能だった秋田・大館フリーきっぷで男鹿線には乗れていたが、このきっぷは2010年12月に廃止されてしまった。
さらに、秋田・大館フリーきっぷの替りに2010年12月から1年4ヶ月の間使えた、男鹿線にも乗れる北東北・函館フリー乗車券では寝台券・特急券を別途買わないとあけぼのやその他新幹線・特急には乗れなくなっていた。
それほど利用者もいなかったらしく、2012年3月を最後に北東北・函館フリー乗車券も販売されなくなってしまった。残念なことである。
沿線の景色は、地図では海沿いを走るように見えるが、実際は防風林にながめをさえぎられており、海が見える場所はほとんどない。続くことを祈りたい路線である。
架線はなく半分以上の列車はディーゼル車であるが、2017年3月4日から一部列車が新型となり、バッテリーの電力でモーターを回して走行する列車が走るようになった。そのような列車は時刻表にも列車番号の末尾が「M」となっていて電車扱いとなっている。
112.ムーンライト九州と新宮夜行北濃・九頭竜湖・厚狭・新宮・三河田原 |
以下の2区間から構成される電化路線である。
(1) 山陽本線の小野田駅から南東に進み、雀田(すずめだ)を通り、宇部線の居能(いのう)駅に至る区間。
(2) (1)の雀田から西に進み、海岸にある長門本山(ながともとやま)に至る区間。
いずれも普通列車のみ走り、(1)は1〜2時間おきの間隔、(2)は朝夕のみの運行である。(1)の区間は居能から宇部線に1駅、宇部新川まで乗り入れている。
(1)の区間はそれなりにお客が多い。(2)の区間は2003年3月までとても古い電車が走っていたことで有名な区間である。でも(2)の区間は並行してバスが走っており、バスの方が便利なのでそれほどお客はいないようである。
113.香川と徳島の旅行京都・鳴門・琴平・和田山・敦賀 |
北陸本線の敦賀(つるが)駅から西に進み、小浜駅を通り、舞鶴線の東舞鶴駅に至る電化路線である。
特急列車は臨時列車しか走っておらず、通常は普通列車のみである。
敦賀から北陸本線方面に向かう直通列車は臨時列車のみで、東舞鶴から舞鶴線に乗り入れる列車も以前は多かったが現在は早朝の1本、深夜の1本のみである。
小浜線一帯は観光地でもあるのだが、電車に乗る観光客は多くなく、おもな乗客は日本のほかのローカル線と同じく、高校生のようである。
ぼくがこの路線に乗った1996年の時点では全線非電化であったため、上記の旅行記ではディーゼル車に乗っている。